« 2005年05月 | メイン | 2005年07月 »
2005年06月30日
半年が終わりです
今日で6月が終わり。
一年の半分がすぎていったんですね。
振り返ってみればあっという間・・
明日からは後半戦。
梅雨の大雨にたたられ、そのあとはきっと猛暑でしょう。
体力がもつか・・ちょっと心配です。
今日はお昼の時間にテレビの収録がありました。
地元のテレビ局「上越ケーブルビジョン」の番組「子育て応援団」です。
視聴者の方からの質問に答えるというコーナー。
ときどき依頼を受けて話しているのですが、今回は「プール熱」と「おたふくと水ぼうそうの予防接種」の二つ。
カメラマンの方がお一人で来られました。
てっきりアナウンサーの方から質問を受け、それに対して話していけばいいと思っていたので、見当違い。
いきなりカメラを見ながら、数分程度のコメントを、原稿なしで話をしました。
けっこう緊張するものですね。
放映がいつだか聞くのを忘れましたが、来週以降テレビに映るのでしょう。
「カメラ目線の院長」をお楽しみに。
投稿者 tsukada : 23:08 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月29日
雨模様の一日
昨日の大雨があがり、今日は一日曇り空。
雨が落ちてきそうな暗い雲でしたが、降り出すことはありませんでした。
梅雨前線が昨日は新潟県を横切っていましたが、昨夜から南下したためのようです。
石川県などできっと大雨になっているのでしょうね。
被害がでなければいいのですが。
でも、新潟もまだ安心はできないようです。
今週いっぱいは大雨が続くのだとか。
くれぐれもご用心を。
もうすぐ月末。
「こども通信」など作り始めたところです。
明日にはできるかな?
がんばりますので、お楽しみに。
投稿者 tsukada : 23:52 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月28日
大雨!!
昨日からの大雨は、すごいです。
今日は新潟県内各地で豪雨となりました。
例年よりずっと遅れて昨日梅雨入りしたばかりというのに、それはないだろう・・
そんな気持ちにさせられました。
昨年の中越地震のあと、もっとも多くの雨が降ったとも伝えられています。
まだ復旧のできていない被災地が、心配です。
私のいる上越市でも、周辺の山間部でそうとうの雨量があり、影響がでているようです。
鉄道や高速道路もストップしてしまいました。
雨を降らせた梅雨前線は、今夜から少し南下していていくようなので、峠はもう越えてくれるでしょう。
今朝の出勤時から雨風が強かったです。
自動車での通勤ですので、乗っている途中では大丈夫だったのですが、医院の駐車場においてからが大変。
玄関までのわずか数十メートルを歩いただけなのに、ズボンがびっしょり。
まるで水たまりで転んだかのよう。
傘をさしていたので、頭や上半身はあまり濡れなかったですが、風が強く、下半身を守ることはできませんでした。
こんな経験、久しぶりです。
全国からお見舞いメールをいただきました(数人ですが)。
ご心配していただき、ありがとうございました。
医院も自宅もとくに被害はなく、普通にしています。
これからは北陸三県などで雨が強まるとのこと。
十分に警戒していて下さい。
投稿者 tsukada : 22:48 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月27日
撮影
今日は北陸地方でも梅雨入りしました。
平年より大幅に遅れ、過去3番目のおそさだとか。
梅雨がなく、そのまま夏になってしまうかと思わせるくらいでしたので、これで一安心。
でも、県内各地にはいきなり大雨警報が出されています。
今夜は十分な注意が必要のようです。
お気をつけ下さい。
今日は医院で取材を受けました。
新潟日報者が読者と地域の方々に配っている“ASSH”(アッシュ)という新聞に掲載するのだそうです。
病児保育をやっている小児科医が、まだ珍しいということが取り上げる理由のようです。
といっても、今回は表紙の写真に使いたいとのこと。
保育室の中で、スポットライトを使いながら撮影をしてもらったのですが、慣れないことに冷や汗ものでした。
プロのカメラマンの方が来られ、それなりの機材での撮影です。
本格的!な雰囲気で、思わず顔が赤くなってしまいました。
カメラマンの方からいくつかの注文があったのですが、言われるままにしていただけで、どうしていたのか、あまり覚えていないほどです。
大きなカメラで、ガシャガシャとシャッターを切り続けられるというのは、緊張するものですね。
モデルの人たちって、すごい仕事なんだな、なんてことも思いながら、ヘンなカメラ目線をしていました。
いったいどんな写真ができてくるか、心配です(-_-)
投稿者 tsukada : 23:54 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月26日
熱中症・水の事故・・もう夏です
今日の日曜は、全国どこでもとても暑い一日になったようです。
それに伴って各地で熱中症や水の事故がおきています。
これからの季節、ほんとうに気をつけていて下さい。
熱中症は予防が肝心。
炎天下はもちろん、暑いところは避け、できるだけ涼しいところにいて下さい。
子どもが遊ぶのは木陰や日陰で。
正午前後(午前10時〜午後2時くらい)は一番危険な時間帯。
戸外での遊びや活動はその前か後の、陽が斜めにさしている時が適しています。
絶えず水分補給に気をつけて。
もしも具合が悪そうならすぐに休ませて下さい。
涼しいところで衣服をゆるめ、横にしましょう。
もし顔色が悪く、ぐったりとしているときには、救急車を呼んで急いで病院へ。
意識がはっきりしているときには、水分をとらせて休息し、そのご回復するかどうかをみていって下さい。
熱中症は戸外だけではなく、室内でもおこります。
これからの2か月ほどは、子どもたちの様子をよ〜くみていてほしいものです。
水の事故も同じこと。
おきないよう、十分に注意をしていてほしいものです。
かけがえのない命を、つまらない事故でなくしてしまうことのないよう、お願いします。
言うまでもなく、子どもたちが事故にあうのは、親をはじめとした大人たち、そして社会の責任です。
身の回りのことも含めて、子どもたちの安全をきちんと見直してみてください。
投稿者 tsukada : 22:09 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月25日
なかよし広場
今日は「わたぼうし病児保育室」の一般開放日。
初めての企画です。
名付けて「なかよし広場」。
会員の方を中心に、多くの方にお越しいただきました。
子どもたちには保育士の読み聞かせ、寸劇などを、お父さん・お母さん方といっしょに楽しんでもいらいました。
これからもこういった催しを続けていきたいと思っています。
ご意見、ご要望などございましたら、ご連絡下さい。
投稿者 tsukada : 10:03 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月23日
子ども好きの先生
梅雨に入っている九州などでは大雨になっているとのこと。
関東でも“梅雨らしい梅雨”だとも聞きました。
でも、日本海側はまだまだ梅雨入りしていません。
雨のない暑い日が続き、このまま夏になってしまうのではないかと心配しています。
これから1週間ほどはまだ梅雨入りしないようです。
雨が降りすぎても困りますが、降らないのも大変です。
ちょうど良い加減というのは、なかなか難しいですね。
内科医の先生に対する研修は、今日で終わりました。
3日間、ご苦労さまでした。
小児科医療のことをどれくらい教えてあげられたか、自信がありません。
でも、子どもとのふれあいを通して、何かを体感していただけたのではないかと思っています。
きっとそれは内科医としての仕事の役立つことでしょう。
子どもを好きになれる先生は、お年寄りにも優しくしてあげられるはずです。
もしかして、人としての生き方に多少なりとも影響を与えてくれるのでは・・
ちょっと期待しすぎでしょうか。
このところ、外来の患者さんは少し落ち着いてきているようです。
お天気の良い日が続き、感染症の流行が少なくなってきたからでしょう。
これからの夏場は、暑さ対策を忘れずに。
その一番は十分な休息。
私も今日は早めに休むことにしましょう。
投稿者 tsukada : 23:21 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月21日
子どもに癒されています
今日は夏至。
一年で一番“昼間”が長く、“夜”の短い日です。
新潟はいまだ梅雨入りせず、いつのまにか夏になってしまったようです。
じっさいに今日は30度を超える真夏日になっています。
暑い一日でしたね。
今日から内科の先生が研修にこられています。
普通に外来診療を行いながらの“指導”になりますので、なかなか思うようにいきません。
受診する疾病も、風邪などの一般的で軽い病気や怪我が大半。
病気などの説明もそれほどする必要はありません。
乳児などの小さい子どもたちが多いので、どんな点に注意しながら診療をしているか、その実際のところを知ってもらうので十分のようです。
でも、何よりも「子どもたちとのつきあい方」を体感してもらうのが一番でしょう。
上手に接することができれば、小児科医療はスムーズにこなせるようになります。
大人や老人を診ている内科の先生にとっては、子どもを診るのはとっつきにくいところがあるようです。
そんな“垣根”をとっぱらってもらえればいいなと思っています。
小児科には、他の科にはない特徴もあります。
それは、同時に子どもたちからいろんなものをもらうことができることです。
優しさ、素直さ、ときにはパワー。
子どもを診療しているようで、実は子どもたちから癒されている。
そこが小児科の魅力でもあります。
「小児科って面白い」と思って下されば、うれしいですね。
投稿者 tsukada : 22:52 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月20日
個人情報保護>育児相談
昨日の「育児相談」でのこと。
これまでは相談に訪れた赤ちゃんの名前、生年月日などを訪ね、簡単な“カルテ”をつくっていました。
それに基づいて相談をしたり、指導をしていました。
でも今年度からはそれが廃止されました。
「個人情報保護」のためだそうです。
赤ちゃんの名前はもちろん、相談の内容も記録として残していてはいけないということらしいです。
実際に相談をしてみましたが、どうもいけません。
赤ちゃんの性別は見ればだいたい分かりますが、生後何か月かは聞かないと分かりません。
発育、発達のことや、離乳食の進み方の相談などが多いので、月齢は当然必要な情報です。
お母さんに聞けば分かりますが、いちいち医者が尋ねなくてはいけないことなのかなと、首をかしげながらお話をしていました。
先に赤ちゃんのプロフィールを聞いてもらい、必要な計測をしてあるだけで、相談はずいぶんとスムーズにいきます。
文字として書き留められていると、理解もより深まりますし、間違えも少なくなります。
中には何度も来られている方もおり、以前の記録がなければ、継続した指導もできません。
メモも含めて記録をいっさい残さないというのは、一つの個人情報保護の方策でしょう。
もしかしたら「究極の個人情報保護」なのかもしれません。
でも、そのためにこういった事業(今回は育児相談)の中身が軽薄になってしまうとしたら、何のための個人情報保護なのかと、問いたくなってしまいます。
個人情報保護は、記録した“カルテ”をきちんと管理し、漏洩などの問題を行いようにすることで、実行してほしいものです。
そういえば、先のJR列車転覆事故でも、同じようなことがありました。
怪我人が運び込まれた病院で、本人の同意がなければマスコミにも、一般の方々にも、その方に関する情報を流さないというものです。
「個人情報保護法」の精神を忠実に守っている模範解答のような対応です。
厚生労働省が私たち医療関係へ出した通達にも、そう書いてあります。
でも、その方が「意識不明」でも、身体的特徴や所持品など、身元確認につながる情報を公表しない病院がありました。
それって、いったい何なのでしょう。
その方を探し求めてる家族の思いを、どう考えていたのでしょう。
個人情報保護とは、身元確認よりも優先させなければいけないことなのでしょうか。
杓子定規に物事を解釈するだけ。
その場その場でどう対処すればいいかを考えることができない。
ただ問題をおこさないようにすることだけを考えている。
何が一番大切なことかの、価値判断をすることができない。
・・そんなふうになってしまっているとしたら、この社会はずいぶんとつまらないです。
明日からは若い内科の先生が研修に来られます。
僻地に勤務すると、内科医といってもある程度は子どもの患者も診ることになるので、小児科を勉強したいとのことです。
その気持ちにどうすれば応えることができるか、何を教えてあげればいいか・・
明日から3日間、私もいっしょになって「子どもの診かた」を勉強し直してみようと思っています。
ちょっと緊張気味・・
投稿者 tsukada : 22:29 | コメント (1) | トラックバック
2005年06月19日
父の日
今日は「父の日」。
世のお父さん方は、きっとすてきなプレゼントをもらったことでしょうね。
私もそう・・と言いたいところですが、子どもたちがもう大きくなってしまうと、関係のない日になってしまうようです。
子どもが保育園・幼稚園に通っている間と、せいぜい小学校の低学年くらいまででしょうか、この日を祝ってもらうのは。
今日は私は近くの大型ショッピングセンターに行っていました。
買い物ではなく、仕事です。
「育児相談」を月に1回行っているのですが、小児科医の仲間で担当しているので、年に1回くらいは出番があります。
赤ちゃん用品売り場の奥に、そのコーナーはあります。
中年のおじさんが一人で入って行くには、勇気がいる場所です。
授乳室を兼ねているので、よけいです。
私は私服で白衣は着ていませんし、聴診器も首から下げていません。
知らない人が見ると、ヘンタイ扱いされそうです。
実際に周りではおっぱいを飲ませているお母さん方もおられ、パーティッションの陰で小さくなっていました(-_-)
ショッピングセンターの中は、パパの日にちなんでいろんな物が売られていました。
きっとお父さんのために買い物をしている人もおられたのでしょうが、でも、子どもたちのための買い物に付き合わされている(?)パパたちも多くみかけました。
「パパの日」ではありますが、「パパが家族サービスをする日」でもあるようです。
お疲れさまでした。
投稿者 tsukada : 22:40 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月17日
医院と歩んだ15年
昨夜から今朝方にかけて強い雨が降りました。
朝早く、その雨音で目を覚ましたくらいです。
これで北陸地方も梅雨入りか・・と思ったらそうではありませんでした。
昼間はどんよりしてはいましたが、雨はあがり、どうもここ1週間ほどはこんなお天気が続くのだそうです。
今年もまた異常気象なのでしょうか。
水不足にならなければいいのですが。
もう10年ほどまえでしょうか、渇水騒動があったことを思い出します。
飲料水に困るほどではありませんでしたが、庭の水やりを地下水で行ったりと、それなりに苦労しました。
当時は私の子どもがまだ小学生だったのですが、市内のプールは使用中止になり、隣村のプールへ泳ぎに連れて行ったこともありました。
今年はそこまでの水不足にならないといいですね。
先日、医院駐車場の西側に街路樹がわりに植えていたエンジュという木が枯れてしまい、伐採してもらいました。
開業当初に植えたものですので、もう15年近くになります。
大きく育ってはいたのですが、どうも根腐れをおこしたようです。
雨はあまり降らないものの、地下の水がおおく、びしょびしょの中で立っていたということのようです。
医院の建っている土地は、もともとは田んぼでした。
町内にあった田はしだいに埋め立てられ、医院の建設を始めるときには、ほかにはもう田はなくなっていました。
町内で最後の田をつぶしてしまった形です。
埋め立てたとはいえ、沼地に近いドロドロ状態だったので、工事に難渋していた記憶があります。
基礎をつくるのに、数メートルの松杭(まつくい)を固い地盤まで埋め込みました。
45センチ間隔で打っていったので、確か100本ほど使っているはずです。
近くに関川という大きな川もながれ、土地も低めなので、水位が高いところでもあります。
(おかげで消雪用の地下水には困りませんが)
そんな土地なので、せっかく大きくなった樹木がもうだめになってしまったんですね。
医院が15周年になったといってはしゃいでいても、陰では世代交代もあるようです。
医院の歴史といっしょに歩んできた木ですから、ちょっとさびしいものですね。
PS 切り倒して木は、自宅の蒔きストーブ用にとっておいてもらってあります。
第二の人生(?)は、私たちの家族を暖めるために活躍してくれることでしょう。
ありがたいことです。
投稿者 tsukada : 23:01 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月16日
梅雨はまだ?
新潟はまた梅雨入りしていないようです。
6月ももう後半というのに、雨のない日が続いています。
今月の降雨量は平年の2割以下とか。
農作物への影響も心配だとか。
個人的には、雨が降らない方がいいです。
傘を持ち歩くのも面倒ですし、濡れるのも好きではありません。
犬の散歩ができないのも、雨がきらいな理由かもしれません。
(もっとも、それを口実に寝坊できますが)
でも・・庭の水まきをしなくてはいけないので、やっぱり雨降りも悪くはないです。
もうすぐ梅雨入りすることでしょう。
あまりの大雨は困りもの。
しかし、降るべきときに降ってもらわないと、それもまた困ります。
何事も“適度”が大切なようです。
投稿者 tsukada : 23:17 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月14日
開院記念日
当院は1990年(平成2年)に開院しました。
今日はその15周年の開院記念日です。
職員の皆さんからすてきなお花をいただきました。
祝電ももらってしまって、少し照れています。
義理?でも嬉しいものですね。
投稿者 tsukada : 15:27 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月13日
“不機嫌な院長”
ゲスト・ブックのコーナーに、当院に来られている患者さんからご意見をいただきました。
ありがとうございました。
「もう長いこと先生にお世話になっていますが、先生の機嫌がよいときと悪いときがなんとなく分かります。」
すみません、いつもいい顔をしていなければいけないのに。
具合が悪くていらっしゃっているのに、私に顔色までうかがわなくてはいけないなんて、申し訳ありません。
確かに体調の優れないこともありますし、疲れていることもありますが、それを態度にださないでいられるのがプロのはず。
まだまだ修行が足りません。
この「日誌」では、他の人たちや団体を斬っていることも多いですが、私自身にそんな資格はないようです。
自重するようにしましょう。
先週末には関東から西日本にかけて広く梅雨入りしました。
新潟県はまだですが、蒸し暑くて過ごしやすいお天気になってきています。
梅雨入りまでもう少し。
風邪などもまだ多いです。
どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さい。
投稿者 tsukada : 20:42 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月10日
HPの訂正
昨夜、あるお読者の方から次のような指摘をいただきました。
「先日、おたふくかぜの予防接種を受け、翌日から接種部位周辺が直径4cm程赤く腫れました。こちらのHPを閲覧させていただいたところ、”注射したところが赤くなったり、はれたりすることは、ありません。”とありました。しかし、かかりつけの小児科で診察を受けたところ、まれではあるが、こういった副反応が起こる事があると説明を受けました。ワクチンの説明書も見せていただき、そこにもきちんと明記されていました。混乱を招く上記の記載は、削除、または、変更されたほうがいいかと思います。娘が大変な事態になっているのかと非常に心配しました。」
それに対しての私の返答です。
「ワクチンの中では『不活化ワクチン』は、接種部位が腫れやすい性質をもっています。それに対して、『生ワクチン』はそれほど腫れが問題になることはありません。確かに『絶対にない』とは言えませんが、ご指摘のように「まれな副反応」とされているものです。また、ワクチンの成分に対する反応で腫れる以外に、消毒に対する反応や、接種後に強く揉むことで腫れてくることなどもあります。
いずれにせよ、HP内の記述は一般的なものを書いていますので、すべてのことを網羅して書いてはいません。個々のお子さんのことについては、今回のように主治医の先生によく診てもらうことが大切です。
当方のHPの記述が原因で無用な心配をおかけしたとのことですが、今後は以上のことも考慮していただきながら、参考にしていただければ幸いです。」
HP中の記述が不正確だというご指摘です。
返事の中にも書きましたが、すべてのことを網羅して記述することは不可能です。
小児科学の知識を完全に提供すべきだとしたら、小児科の分厚い教科書をそのまま使ってもまだ足りないでしょう。
このHPは、一般の方に分かりやすく小児科の情報を提供するようにしていますので、ある程度はものごとを単純化したり、省略したりしながら記述しています。
それがこのHPの特徴です。
しかし、正確さも必要です。
そのあたりのかねあいは、実際にはむずかしいですね。
原則や基本をHPから知っていただき、個別のことはそれらをもとに考え、判断してほしいと思います。
とはいえ、“間違い”を指摘されていますので、さっそく対応いたしました。
「赤くなったり、はれたりすることは、ありません」→「赤くなったり、はれたりすることはほとんどありません」
(注射による生ワクチンであるはしか、風疹、おたふくかぜ、水ぼうそう)
これもなんだかいやらしい表現です。
無用の誤解を生まないように、というよりも、へんに突っ込まれないようにしているだけのよう。
役人のような文章。
私が好まない表現になってしまいました。
・・まあ、それも仕方ないのでしょうね。
投稿者 tsukada : 16:57 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月09日
もうすぐ梅雨入り
このところ日一日と梅雨に向かっているようです。
気温はそう極端に高いわけではないようですが、湿度が高く、蒸しています。
仕事中もエアコンをつけることが多くなりました。
少しかけていると涼しすぎて止めたり、またつけたり。
もうすぐそこまで夏もやってきているようです。
外来を受診する子どもたちにも、汗疹(あせも)やとびひも増えてきています。
今週は虫さされも目立ちました。
外遊びが多くなると、手のひらに湿疹をつくる子も多くなるものです(砂遊びをするとなりやすいので“砂かぶれ”とも呼んでいます)。
そんなところにも、次第に暑い季節に向かっていることを感じさせてくれます。
台風4号が、太平洋を北上中。
八丈島に接近してきているようです。
関東などでは明日の朝から雨。
当地(新潟)も、明日の夕方から雨模様とのこと。
そんな台風情報が気になるのも、やはり季節が移り変わってきたしるしです。
もうすぐ週末。
ちょっとお天気が心配ですね。
投稿者 tsukada : 23:40 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月08日
おめでとう、日本サッカー!
やりました、日本サッカー代表が北朝鮮に2-0で快勝。
そして、来年のW杯一番乗りを決めました。
サッカーがそれほど好きではない私もテレビの前から離れられず、じっとTVを見守っていました。
ハラハラ・ドキドキするのは、時にはイヤなこともありますが、今日はむしろそれが快感にも感じたものです。
まずは、日本おめでとう!
代表の選手の皆さん、ご苦労さまでした。
ところで、今日の試合は、北朝鮮へのペナルティーから「無観客試合」になったとか。
いつもなら数万人のサポーターで埋め尽くされるスタジアムが、今日に限ってはがらがら。
でも、私にとってはすっきりとしていて良かったようにも思えました。
テレビの中継も、熱狂的な応援を写すこともなく、絶叫的なアナウンスもありませんでした。
「冷静」に試合を観ることができました。
こんな気持ちで観戦できるとしたら、サッカーも面白いと感じるかもしれません。
野球の試合もそうです。
すばらしいプレーに感動しながら、じっくりと観ることができるのでしたら、ずいぶんと違った見方ができそうです。
でも、応援席からの笛や太鼓をいった鳴り物が“騒音”をまき散らしています。
応援も、プレーヤーの見事な技に対して素直に絶賛するのでしたらいいのですが、そうではありません。
相手チームに対するヤジは、聞いていて気持ちの良いものではありません。
応援する人たちのすべてがそうではないでしょうが、私にはどうもイヤなところが目についてしまいます。
今日の「無観客試合」は、そんな意味でとても新鮮でした。
なかなかいいものです。
試合をクールに観ることができ、サッカーの試合そのものを楽しむことができました。
これからもサッカーだけではなく、野球でもぜひ「無観客試合」をしてみてはいかがでしょう。
・・もっとも、野球の人気が下がって、本当に「無観客」に近い状態になっていることもあるようですが。
それはそれで、困ったことです。
投稿者 tsukada : 23:22 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月07日
コメントもどうぞ
この「日誌」のコーナーに、読者の方からコメントをいただけるようにしました。
HPの中にはすでに「ゲスト・ブック」というコーナーがありますが、HP全体へのご意見やご感想といった意味合いです。
私の「日誌」へのご意見などをいただいても、タイムリーに皆さんにお読みいただけなかったり、「日誌」の記事とリンクしていなかったりと、やや不都合がありました。
「ゲスト・ブック」では、意見の交換ができないようになっています。
これは設定を変えれば可能なのですが、あえてしていません。
以前は「読者のコーナー」として、一つの投稿に対して次々に意見を書き込んでいくようにしていました。
いろんな方から、いろんなご意見やご感想をいただき、とても楽しかったですし、嬉しく思っていました。
私もいっしょに参加させてもらっていました。
私へのものが多かったので(当然ですが)、私も書き込むことが次第に多くなっていきました。
しだいにそれが負担になっていったのも事実です。
時間的なこともそうですが、一つひとつの投稿に必ず目を通し、もれなくコメントをつけるというのも、けっこうしんどい仕事になってきました。
義務感でするものでもありませんし、どうしようか・・と悩んでいたところに“事件”がありました。
めちゃくちゃな投稿が続いたのです。
不快な言葉を羅列した、意味のない、ただのいたずら、または嫌がらせでした。
善意の方だけではないことを、知りました。
悪意をもって他人をおとしめようとする行為を許すことはできません。
そして、それが私のHPを訪問してくださった第三者の方への暴言であるという点では、管理者として申し訳なく感じたものでした。
いろいろと考えたのですが、結論としては管理者として対策をとるべく、他の方への意見という形での投稿はできないようにさせていただきました。
そんな経過で「ゲスト・ブック」として今に至っています。
今回は、私の「日誌」へのコメントをいただくようにしました。
もし万一、同じような下品な行為があったとしても、私がいやな思いをするだけですみますので、大丈夫。
他の方が直接に不愉快な思いはありません。
トラックバックもOKというふうに設定を変えました。
でも・・このトラックバックって何なのか、実はまだよく分かっていません。
少し勉強しておきます。
投稿者 tsukada : 16:41 | コメント (1) | トラックバック
2005年06月06日
25万ヒット!
昨夜、このHPへのアクセスが250,000を超えました。
いつも多くの方にお越しいただき、嬉しいです。
感謝申し上げます。
先日来書いていますが、私が今の医院を始めて15年になろうとしています。
一つの区切りになるのでしょうか。
といっても、医院の形も中身も変わるわけではありません。
これまでどおり(旧態依然?)日々の診療を行っていくだけです。
このHPも、25万ヒットになりましたが、残念ながら変わるようなところはありません。
だんだん飽きられているのだろうなと思いながら、なかなか変えられません。
「HPを作るのが本業ではないから」と自分に言い訳していますが。
そんなHPですが、これからもまたよろしくお願いします。
投稿者 tsukada : 23:39 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月04日
患者学
今日は立場が逆転、患者として診療を受けました。
といっても、歯医者さんに行ってきただけですが。
ここ2年ほど、定期の健診を含めて受診していませんでした。
数ヶ月前から、ときどき歯が浮くような、疼くような感じがしてきていて、黄色信号がともっていました。
受診して、案の定、奥歯の1本がいたんできていて、治療が必要でした。
これからしばらくは歯医者さん通いです。
今日の受診では、患者としての心構えがなっていないことを痛感。
保険証も診察券もすっかり忘れていきました。
“顔パス”で診てはいただきましたが、ご迷惑をおかけしました。
医院に受診される患者さんへは、月の初めには必ず保険証を!などとお願いしているのに、自分ではできていません。
“患者学”を習わなくてはいけないようです。
投稿者 tsukada : 22:36
2005年06月02日
国会がヘン
テレビに映っている国会の様子が、いつもと違います。
ノー・ネクタイ、ノー・ブレザー。
ずいぶんとラフな格好をしているものです。
夏の省エネ対策として、官公庁で実施した方策だとか。
思い切ったことをしたものです。
私は基本的には背広のようなきちんとした格好は好きではありませんし、ほとんど着ていません。
(実家が洋服の仕立屋なのに、親不孝なやつです)
仕事中も白衣を着ることはなく、トレーナーとジーンズですませています。
姿・形で判断するのではなく、中身で見てほしい・・そんな気持ちがあるからです。
(本当は、ただずぼらなだけ?)
それでもきちんとした席では、それなりの服を着るようにしています。
相手の方に失礼ですから。
国会という、半分は儀式のような場所で、そのような服装が認められるというのなら、それはそれでけっこうな話です。
でも、違和感があります。
以前、ある地方議会で、Tシャツのようなラフな姿で出席したということで懲戒された方がおられました。
あれは、間違いだったんですよね。
夏の省エネ対策であればOKだけど、それ以外はダメ・・なんてこともないでしょうね??
冬場でも、暖かい格好をして、それが結果として「格式」からはずれていても、もう大丈夫なのですよね。
学校で、子どもたちが制服をゆるめて着ていても、もう文句は言われないのですよね。
自由な服装も、全面的に解禁なのですよね。
・・きっとそんなことはないでしょう。
「省エネ」という大義名分があって、それに合致してれば、あとはすべて良しとなってしまう日本。
一番大切なことは、個人の「自由」や「責任」をどう考えればいいかを、しっかりと議論すること。
一人ひとりが、それをきちんと考えていく中で、成熟した日本ができあがってくるのだと思います。
「みんなと一緒にしていればこわくない」「上に従っていれば許される」・・もうそんな社会は、そろそろ卒業したいです。
投稿者 tsukada : 22:18
2005年06月01日
今日から6月
June Bride(6月の花嫁)という言葉があるとおり、6月は華やかなイメージのある月です。
当院の開院記念も今月です。
もう15周年になろうとしています。
医者になって26年たちますが、その半分以上を開業医として過ごしていることになります。
意志が弱く、集中力も足りず、浮気性(?)の私がよく続いているものと、自分でも感心します。
「わたぼうし病児保育室」も今月で4周年になります。
こちらのほうも、ますます“繁盛”。
今日は過去最高の「14名」のご利用がありました。
開設記念の月の、その初日に新レコードをマークするなんて、すごいでしょ。
これからもまだまだがんばります!
毎月発行している「こども通信」は、今月号をこのHPにアップしてあります。
どうぞごらんになって下さい。
投稿者 tsukada : 22:18