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2005年08月02日

蓮祭り開催中

200508021.jpg

8月に入り、暑さが一段と厳しくなっています。
医院はもちろん一日中クーラーをつけっぱなし。
ということは、私は朝から夕方まで人工的環境の中に身を置いていることになります。
外にでるのは、朝の散歩くらい。
我が家の前の公園を、愛犬を連れて歩くのが日課です。

公園のお堀には一面に蓮が生い茂り、多くの花を咲かせています。
その様子はとても美しく、多くのカメラマンが朝早くから来ています。
大きな蓮の花は、きっと写真写りもいいのでしょうね。

私も一緒になって撮ったのがこの写真。
カメラマンが大きなカメラに望遠レンズをつけ、それを三脚で固定しながら、熱心に写真を撮っています。
私はケイタイのカメラでパチリ。
あまりに簡単に撮ってしまって、それを皆さんにお見せするのは心苦しいほどです。
でも、とりあえず見ていただくには及第点をいただけるでしょうか。

※以下は、チョー個人的な感想です。
夜のニュースで、ある有名なカメラマンの奥さんが恐喝(?)で逮捕されたと知り、ショックです。
ご主人はもう亡くなっていますが、ユージン・スミスという方。
アメリカ人ですが、長く日本に住んでおられ、水俣病の被害者をずっと撮り続けていました。
私は「楽園へのあゆみ」という写真が、この方の作品では一番大好き。
小さな男の子と女の子が手をつないで、洞窟から出てきたところを、後ろから(つまり暗いところから)撮っています。
白黒の写真で、子どもたちの背中が写っているだけで、表情も分からないけれど、でもタイトルのように、明日への希望がそこから感じることができます。
子どもたちへの優しい心遣いもまた感じることができ、見ている自分が幸せになってきます。
その写真をぜひ診察室に飾りたいと願って、15年前から探し続けているのですが、まだ出会うことができません。
・・そんな方の奥さんが、いったいどうしたのでしょうか?
気になるニュースでした。

投稿者 tsukada : 2005年08月02日 22:43

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コメント

先生こんにちは。
ユージン・スミスさんのこの作品についてですが、新潟県立万代島美術館で現在行われている写真展において展示されています。「地球を生きるこどもたち」という写真展で9月4日日曜日まで開催されています。そこにこの写真展の写真集が販売されていて、この作品も載っているようです。
先生はご存知かもしれませんが一応ご報告まで・・・。

PS.毎日暑いですがお体にお気をつけください。

投稿者 高田美恵子 : 2005年08月03日 14:20

さっそく有益な情報提供をいただき、ありがとうございました。
今月中に新潟市に行く予定があるので、その時にぜひ立ち寄ってみたいと思います。
ユージン・スミスの写真だけではなく、他の写真家の作品もとても楽しみです。
「地球を生きるこどもたち」・・そのタイトルから、とても期待のもてそうな写真展です。
いずれまたご報告いたします。

投稿者 Dr.ジロー : 2005年08月03日 23:23