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2005年08月08日
残暑お見舞い申し上げます
いったい何がおきているのでしょうか?
国会での騒動のことです。
「小泉の乱」とでも言うべきでしょうか。
自分が主張する“郵政民営化”に参議院で賛成が得られないという理由で、法案を可決した衆議院を解散するという“アンビリーバブル”な動きにでました。
そして次の総選挙を、国民に“郵政民営化”に賛成か反対かを問うのだけのものだと言っています。
ちょっと待って下さい。
国民の一人として、一応言っておきます。
“郵政民営化”っていったい何なのですか?
郵便事業をどういった形態で行うかということが、大切な問題なのですか?
そうではなく、郵便局で集めている巨額の貯金を、国の勝手な判断で使えるということが問題だったのですよね。
民のお金が官に流れ、それが日本の経済や政治をゆがめている・・そんな問題意識があったから始まった議論ですよね。
それがいったいどこにいってしまったのでしょう。
いつから、郵便局の開設者をどうするか、といった姑息的な議論になってしまったのでしょう。
議論のすりかえ、論点かくし、はぐらかし・・政治家やお役人の大好きな手法です。
その一番うまいのが小泉首相だということは、今や周知の事実ですが。
中身の議論をきちんとしましょう。
なぜそれが問題になってきたかという点を、忘れないようにしましょう。
どうすれば国民全体の利益になるのか、そんな大きな立場から物事を考えましょう。
今回の「否決劇」は、小泉首相の用いた手法に対すして嫌悪感が充満していてきたことがその背景にあるように思います。
衆議院を解散させたくないから法案に賛成しろ。
自分に反対するものはすべて「反対勢力」。
・・そこには、国民が政権を付託している人とはとても思えない力ずくで、危険な考え方がゴロゴロしています。
さあ、日本はどうなってしまうのでしょう。
どんな方向に進もうとしているのでしょう。
そんな意味で、総選挙を見つめていきたいと思っています。
立秋がすぎたというのに、日本列島はますます暑くなることでしょう。
もっとも、国民の意識はさめているようなので、燃え上がる人たちは政治家だけということかもしれませんが。
投稿者 tsukada : 2005年08月08日 23:04
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