2005年09月28日
安全神話
医院では週に2回、職員全員が集まり、朝礼をしています。仕事内容の点検などのほか、院長からとく注意をしてほしいことなどを伝えるためです。今日はある保育園での“放火”事件について話をしました。以下、その内容です。
和歌山県でおきたことですが、火のついた紙が保育室に投げ入れられたというものです。誰もいない部屋で、すぐに保育士が見つけて消したということで、大事には至りませんでした。
大切なお子さんを預かる保育園で、このような事件がおきるとは、ショックです。子どもたちに怪我などなかったことは幸いですが、万一のことを考えるとゾッとします。毎日多くの子どもたちが訪れる「塚田こども医院」でも、そして毎日子どもたちを預かっている「わたぼうし病児保育室」でも、十分に注意をしていく必要があります。
といっても、実際にどんな注意をしていけばいいのか・・。事故を予防するためにいろいろな注意をすでにはらっていますが、しかし「悪意」をもって何かをしようとしている者がいれば、それを完全に防ぐことは難しいかもしれません。
日本は安全と思われていましたが、昨今の情勢からは、それが“神話”にすぎないのかもしれません。こういった事件もおこりうることをたえず考えながら、毎日の診療や保育にたずさわって下さい。
投稿者 tsukada : 2005年09月28日 23:23
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