2005年09月29日
犯人は保育士
昨日、ある保育園での放火事件を教訓に、私たちもいろいろと注意をしなくてはいけないという話を書きました。その犯人が捕まりました。その保育園で働く保育士だったのだそうです。
この保育園では以前にも脅迫状が送られていました。放火のときにも、投げ入れられたという燃える紙を、この男性保育士が素手で消したとも報じられています。本当に放火してしまおうと思ってはいなかったのかもしれません。ただの脅し。あるいは、狂言・・
そこは保育園。何かあれば、子どもたちに危害が及びます。子どもたちを盾にして、自分の要求(?)を示そうとしたことに怒りを覚えます。
しかも、彼はプロの資格をもつ保育士です。子どもたちの幸せのために、子どもたちの命・体・健康を丸ごと預かる仕事をしている立場の人。そんな人が起こした犯罪であり、二重の意味合いで問題です。
いったい彼に何があったのでしょう。職場環境や職務上の不満やトラブルがあったのかもしれません。それはこれから明らかにされるでしょうが、しかし、何が根底にあったにせよ、保育園に通う子どもたちの安全を脅かしたことは事実であり、断じて許されるものではありません。
そんな心違いをする者はほんの少数でしょう。でも、もしものことを考えると、少ないからといって心配なしとはできません。「人を見たら泥棒と思え」などと、他人に対して懐疑的になるのはイヤですが、でも、脳天気に信じることをしてはいけないのかもしれません。人との関わりを大切にし、その中で中身のあるしっかりした信頼関係を丁寧に作っていくことが必要なんでしょうね。なかなか完璧にはできませんが、でも、やっぱりそれが基本です。
この事件から学ぶことも多々ありそうです。それもまた教訓にしたいと思います。
投稿者 tsukada : 2005年09月29日 23:46
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