2005年11月16日
入学前健診
今日の午後は健診に出かけてきました。二つの保育園の健診と、一つの小学校の入学前の健診です。同じ地域にあるので、小学校で診た子どもたちは保育園の年長さん。いつも会っている子どもたちで、いわば“お馴染みさん”なんです。
この地域は海岸近くにあり、上越市の中で少しはずれになります。世帯数もそれほどは多くありませんが、子どもの数は少ないですね。それも次第に少なくなっています。この小学校では10名の新入生を迎えますが、卒業生よりも少なく、学校全体をしても減少傾向。保育園も来年度は新入園児が少ないといっていました。こんなところにも、少子化の影響はしっかりでているのですね。
クラスの生徒数が少ないと、一人ひとりの子どもたちに丁寧に教えることもできそうです。でもあまりに少ないと、チームで行うような勉強や運動はうまくできなくなります。もっと少ないと、複数の学年が一つのクラスになる複式学級にもなりかねません。困ったことです。
地域の中で子どもたちが少なくなると、お年寄りが多くなりますし、経済力も落ち、活力が失われていきます。子どもたちの元気に遊び回る風景は、地方でも見られなくなってしまいそうですね。
「少子高齢化」・・日本が抱える大きな課題が、身近なところでしっかりと進んでいました。
投稿者 tsukada : 2005年11月16日 19:49
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