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2006年01月26日
新事業(1):時間外電話相談
塚田こども医院では2月より患者さん向けの新しいサービスを2つ始めます。今日はその1つをご紹介します。
「塚田こども医院・時間外電話相談」というのがそれです。診療時間以外の時間帯に、お子さんが急な病気などでご心配があるときに、電話でご相談に応じるという事業です。すでに専任の相談員をお願いし、スタンバイしています。相談料は無料。電話相談ですので、医療行為は伴いません。保険請求もいたしません。
開設する時間帯は、医院の開いていない時間帯のすべてをカバーします。平日は午後6:30〜翌日午前8:00まで(水・土曜は午後12:30〜)。日曜・祝日などの医院休診日は終日(24時間)。これには年末年始や夏休み、あるいは臨時休診日なども含みます。医院の診療時間をあわせれば、24時間×356日対応できる体制ができあがるということです。
これまでは時間外の連絡は院長の携帯電話を案内していました。実際に電話をいただき、ご相談に応じることもたびたびでした。しかし、私も次第に体力的に自信がなくなってきました。とくに深夜、早朝の対応は難しくなってきたというのが正直なところです。翌日の診療を考えると、一定の休養は必要です。オーバーワークが続くことは、結果として患者さんへご迷惑とおかけすることにもなりかねません。
最近は携帯電話を直接とらず、留守電にしていることもあります。自動車の運転中はもちろんそうですし、会議や会合などでも進行を妨げることになるので、電源を切っていることがあります。プライベートな時間もある程度必要です。トイレ、お風呂など、物理的に携帯電話にでることができません。
留守電に録音していていただければ、のちほどかけ直すのですが、録音するのが苦手な方が多いようですね。私自身もそうですが、直接話をするのと違ってヘンに緊張します。留守電にしている方が多いせいもあり、最近は多少慣れてきましたが。
それともう1つ。時間外に電話にでてお話をしても、翌日に受診されない方がけっこうおられます。お子さんのことでご心配なことがあるのだろうと思って快く電話にでているつもりですが、その後の受診がないと、それほど大変な状態ではなかったのかな、などとも思ってしまいます。重要性がないのであれば、こちらがそれほど無理をする必要もないのかな・・
翌日以降に受診されたときに、電話のことを何もおっしゃらない方も少なくありません。別にお礼を言ってくれという意味ではないのですが、一言「助かりました」とか「ありがとうございました」などと言っていただけると、気持ちの負担が少なくなるのですが。正確に数えてはいませんが、何も触れないでいる方が過半数です。残念ですね。
開業以来15年余、院長が個人的努力で電話相談を続けてきましたが、そろそろ見直す時期になってきたところでした。完全に中止するのも1つの選択肢ではあるのですが、やはり患者さん(親御さん)のことを思うとそうもいきません。そこで、専任のスタッフをお願いし、新たに「時間外電話相談」としてスタートすることにした次第です。
患者さんにとっては、院長が電話にでるよりも気軽に相談ができるのではないかとも思います。必要なことがあれば私に連絡をとる体制も作っていますので、いままでよりも利便性も良くなることでしょう。
診療とこの電話相談をトータルすると、「24時間ノンストップ小児科」が誕生することになります。これは塚田こども医院にとって、大きなステップアップになることでしょう。
※この電話相談は当院を受診中、あるいはかかりつけにしていただいている患者さんのためのサービスです。その他の方への対応はいたしかねます。電話番号は専用のものを用意しましたが、院内の掲示か、医院に用意したパンフレットでご確認下さい。どうぞよろしくお願いします。
投稿者 tsukada : 2006年01月26日 20:44
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