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2006年03月15日

看護学生

 先日見学に来られた看護学生さんの話です。それぞれの出身地をお聞きしたら、お一人が私の以前勤務していた病院にわりと近いところでした。

 私は平成2年(1990年)に開業するまでは、新潟県立坂町病院というところで7年ほど小児科の勤務医をしていました。新潟県の北の方にあります(新潟市からさらに山形県に向かって40キロほど行ったところ。JRでは羽越本線と米坂線の合流地点)。この一体では小児科のある病院が一つしかなく、開業小児科もいなかったので、広い範囲から多くの子どもたちが来てくれていました。

 彼女は二十歳。そうすると4歳くらいまでは、私が近くで勤務していたことになります。本人の記憶はまだないはずですか、念のために聞いてみたところ、「小さいときに坂町病院に入院したことがある」とのこと。それが4歳までであれば、私が主治医をしていたはずです(私一人しか小児科医はいませんでしたから)。

 私自身にも記憶はありませんが、当時まだ小さかった子どもが、看護学生となって医療の道を志すまで大きく成長してくれたことに、感慨深いものがあります。

 だんだん歳をとってきましたが、こんなことがあると素直に嬉しいですね。長生きはするものです(^_-)

投稿者 tsukada : 2006年03月15日 23:01

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