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2006年03月24日

Hのつく話

 WBCの試合を見ていて、王監督に久しぶりにあったような感じがしました。もちろんまだ現役の監督ですが、日本のプロ野球にはあまり関心がなく、ニュースなども熱心には見ていません。それにパ・リーグなので、注目度がもともと低いのだと思います。

 私が小さい頃は、王さんは現役バリバリの選手。「巨人、大鵬、卵焼き」なんて言葉があったくらいで、子どもたちなら誰でもが大好きな巨人軍で、3番バッターをしていました。これは誰でも知っていること。

 運動音痴で、野球嫌い(?)な私が王さんに肩入れするのは、彼の名字に関係があります。ローマ字表記で「王」は「Oh」と書いています。今回のWBCのユニフォームにも背中に大きく「OH」とありました。普通にローマ字にすると、「おう」は「Ou」とするか「O」の上に「^」をつけて伸ばすようにします。あるいは単に「O」ですませるか。

 私の「次郎」をローマ字にするとき、当時の中学校では(今でも?)「Jiro」とするものとされていました。でも、それでは「ジロ」であって「次郎」ではありません。「^」をつける方法もありますが、それでは英語では読んでくれませんし、「Jirou」もかっこわるいな・・。そんなふうにおもっていたところに、王選手の「Oh」を知りました。これだ!と感じて、私も「H」をくっつけて「Jiroh」と書くことにしました。

 30数年も前の中学生のときのことですが、英語の先生も最初は怪訝な顔をしていましたが、いつの間にか受け入れてくれるようになりました。(あるいは、私がごり押ししたのかもしれませんが)

 語尾に「h」をつけて長音にするのは、当時はまだ一般的ではなかったはずですが、最近はだんだん増えてきているようです。数年前に外務省もパスポートを作る際のローマ字表記に、この「h」を認めています。私が初めてパスポートを申請したときに、その数ヶ月前からそのような扱いになったとのことで、喜んで「h」をつけました。

 パスポートと違う表記だと外国では問題になるので、クレジットカードや銀行カードも、外国で使いそうなものはみんな「h」つきにしてあります。

 ということで、院長の「次郎」は「h」が付いているという話です。そして、そのルーツは王貞治選手にありました。

 「Hのつく話」、これでおしまい。お粗末様でした。

投稿者 tsukada : 2006年03月24日 18:08

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