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2006年06月14日

開院16周年

 今日は塚田こども医院の開院記念日になります。1990年(平成2年)の今日、私の生まれ故郷である新潟県上越市で開業。それから16年がたちました。

 昔をさかのぼったり、遠い日々を懐かしがるようなことは好きではないので、感傷に浸るつもりはありません。ただ日々の患者さんの診療にもてる力を尽くしてきましたし、これからも同じく続けていくだけです。

 それでも16年の間にはいろいろなことがありました。当初は職員2名で始めましたが、患者さんが多くなるにつれて増員し、現在は正職員、パート職員あわせて20名を超える大世帯になりました。零細企業から始まって、ちょっとして中小会社ってところでしょうか。

 医院の建物も途中4度ほどの増改築や改装を行っています。主には患者さんの増加委に伴って手狭になったために、その時々で行ってきました。おかげで開設当初の面影はあまり残ってはいませんね。たえず進化する医院なんです(^^)

 組織も大きな変化が2つありました。一つは医薬分業をやめて院内処方にしたこと。世の中の流れとは逆に進んだのですが、患者さんには利便性が高まり、好評です。10年ほど前の出来事です。

 もう一つはわたぼうし病児保育室の併設。当院の子育て支援として、本格的に取り組んでいます。こちらは5周年になりました。今のところ、市などからの公的な補助がいただけていないので、“私財を投げ出している”状態ですが、でも利用して下さる方々の様子を見ていると、本当に役立っているのがよく分かります。利用者も年々増加し、今や日本で有数の規模になっています。こちらも、石にかじりついてでも続けていこうと思っています。

 今日は開院16周年をお祝いして、職員とゆっくり食事会をすることになっています。おいしい食事と飲み物で英気を養い、また明日から診療に励みたいと思っています。

投稿者 tsukada : 2006年06月14日 14:25