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2006年08月06日

蝉にとっての夏

20060805-2

20060806

 今日も暑い一日でした。最高に“夏らしい”週末になりましたね。

 家のまわりでも蝉がさかんにジージーと鳴いています。その声(音?)を聞くだけで、汗が噴き出してきそう。

 ふだんは医院の中に一日中ずっといるので、自然の暑さの中にいるのは疲れます。でも、ちょっと我慢すると、体が慣れてくるのでしょうね。今日はエアコンをつけなくても、それほど苦にはなりませんでした。

 明日からはまたエアコン漬けの日々。またもとの「暑さ苦手」な体に戻ってしまうでしょう。エアコンの効いている中にいるのが私の仕事ですから、仕方ないのですが。

 蝉の声だけじゃなく、抜け殻を見つけました。水まきをしている時に、玄関先の杭についていました。“成人”して蝉として旅立っていったのでしょうね。

 でも、大人になってからの蝉の命はとても短いもの。何年も地中でくらしていたのに、哀れささえ感じます。庭の片隅にひっそりと横たわっていた亡骸(なきがら)を移させてもらい、いっしょに写真に撮っておきました。両方とも、この地球で「生」を受け、そして次の世代に「生」をつないでいった証(あかし)として。

投稿者 tsukada : 2006年08月06日 16:30