2006年08月10日
蓮祭り
高田公演は蓮祭りの真っ最中。私も朝早くおきて、散歩に出かけました。もちろん愛犬を連れて。
でも、今年は蓮の花があまり咲いていません。例年はお堀いっぱいに咲くのに、今年はその数分の一。葉っぱは見事に茂っていますので、病気などでだめになったということではないようです。
どうも6月ころの低温が、蓮の生育を遅らせ、蓮の開花時期が大幅におそくさせてしまったようです。お盆過ぎには気温が下がってくるので、花はそれほど咲かなくなります。花の楽しめるエンドは決まっているので、開花が遅れた分、お花を楽しめる期間が短くなります。
ということは、つぼみのまま咲かずに終わってしまう蓮もそうとう多くあるということ。今年の蓮は、あまり楽しんでもらえずはかなく過ぎ去っていってしまいそうです。
蓮祭りについては、昨年も苦言を呈しました。小学生に絵をかいてもらった灯籠をお堀の周りに並べていますが、その中に明かりが灯りません。以前は裸電球を入れて、夜は灯籠を中から照らしていたのですが、それがなくなりました。
蓮祭りの楽しみの一つは夕涼みです。先週から続いているような真夏日のときには、夜に蓮見物に来るのもいいものです。でも、昨年からはそれもなくなり、真っ暗な中で蓮見物もあったものではありません。真っ暗な公演は、防犯上も問題です。こうなっては、お祭りどころではありません。
そう思って、昨年も市役所の担当課に新聞社の方と通じて問い合わせたのですが、「市民から要望があればまた考える」という、いつもの役人口調の答えがあっただけ。公園はすでに街灯も整備されているから十分・・なんて話もあったようですが、実はまだまだ整備が終わっていないことは、この「院長ブログ」でも何回か取り上げたとおり。
「経費節減」のためなのでしょうが、何ともさびしい蓮祭りになっています。蓮の花には責任はありませんが、せめてお花はたくさん咲いてほしかったですね。「枯れ木も山の賑わい」ではありませんが、「葉っぱも蓮祭りの賑わい」ということでしょうか。
投稿者 tsukada : 2006年08月10日 17:55