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2006年08月19日

診察室の天井画

anpanman.jpg

 子どもが診察のときに、ベッドに寝てもらうことがあります。この時に「仰向けになって」とか「上を向いて寝てみて」と言っても、小さいお子さんには通じません。小学生くらいになれば分かるようになりますが、幼児には難しいですね。

 そこで登場したのがこのアンパンマンです。ベッドの上の天井に貼ってみました。効果はてきめん。「アンパンマンを見て」というだけで、自然に仰向けに寝てくれます。それに、ベッドに寝かされるということで緊張するお子さんも多いですが(点滴注射のイメージ?)、アンパンマンを見つけると気持ちがおちつくようですね。

 ときには診察室に入ってくるだけで、天井のアンパンマンを見つけて、嬉しそうにしてくれる子もいます。こっちもそれを合わせて「そうだね、アンパンマンがいるね!」と話をすると、そこでコミュニケーション成立。アンパンマン効果は抜群です!

 このアンパンマンの絵は看護師さんが描いてくれました。なかなかうまいものです。当院にはディズニーのビッグ・フィギアがあちこちに置いてありますが、天井は「空白地帯」でした。これからはいろんな「天井画」が増えていくかもしれません。来院のときには、楽しみにして下さい。

投稿者 tsukada : 2006年08月19日 11:50