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2006年08月29日
印刷革命
昨日導入したカラー印刷機は、さっそく当院で「印刷革命」をおこしつつあります。一番はフルカラー化ですが、院内の業務としてはそれ以上のインパクトがあるのです。それは「原稿のペーパーレス」です。
新しい印刷機では、パソコンから出力することで印刷することができます。プリンターとまったく同じ機能です。そのデーターを印刷機内に保存する機能があるので、2回目からはパソコンなしで印刷できるという仕組みです。
これまでは紙の原稿を用意していましたが、それも使わなくてすむことになります。つまりそれが「原稿のペーパーレス」です。これからは印刷機の前に立つだけで、印刷の業務をすることができます。
原稿の管理がいらなくなるというだけでも、煩わしさがなくなるわけで、職員にとっては大きな利点になりそうです。さらに、印刷の条件(紙の大きさ、向きなどを決め、両面印刷や多色印刷であれば何度か印刷を繰り返す手順が必要)を考えることすら必要なくなります。
新しい印刷機には、原稿のデータだけではなく、印刷手順のデータも保存されているので、印刷の部数を入力すること以外には特別な操作は何もいらないのです。さらに、一度に両面を印刷できるようになっているので、完全な形に仕上がってきます。これはもうミラクルというしかありません!
ただ問題なのは、パソコン内での原稿作りです。これまでもだいたいはパソコン上で原稿を作ってきましたが、それをカラー化していく作業が必要です。そうとう以前に作ったものはソフトも古いので、その移行作業もあります。中には、コピーの切り貼りで作った原稿もあるので、それをパソコン上で作り直す仕事もあります。
そんなふうに考えると、院内で作っている印刷物の全てをカラー化したり、パソコンからの出力だけで印刷できるようにするのは、ほとんど不可能かもしれません。少なくとも今すぐには無理ですね。良く使う物から、ボチボチとやっていきますね。
ずいぶんと高い機械です(外車が買えるくらい)。少しずつ使いこなしていくことにしましょう。先は長いです。
投稿者 tsukada : 2006年08月29日 23:04