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2006年09月19日

同窓会

 この連休は台風13号の影響で、あまり良いお天気ではなかったですね。九州などではとても大きな被害も出ていました。皆さんはどんな週末を過ごされたでしょうか。

 私は大学時代の同窓会に出かけてきました。卒業して25年が経つのですが、それを記念して同窓会です。

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 大学は自治医科大学といって、全国から学生が集まるところ。北海道から沖縄まで、まんべんなく全ての都道府県に同級生がいます。毎年100人ほどの入学生をとりますので(その全てが卒業するとは限らないのですが)、各県から2名、ときに3名ずつ入学してきます。

 大学時代も全国から、知らない地方の話をたくさん聞いていましたし、各地の方言がオーバーラップして、だんだんとヘンな言葉使いになっていたものです。当然友人も日本のいたるところにいます。

 そんな大学の同窓会ですから、集まるのも大変。日本のどこでおこなっても、近い・遠いの差は必ずでます。みんなから均等の距離のところで開催・・というのは、あり得ないこと。日本から離れて海外で行えば別かもしれませんが(それでも空港に近いか遠いかの違いはありますが)。

 遠くからは飛行機に乗ってくる者もいますし、新幹線を乗り継いでくる者もいました(私はこっちの方)。片道に半日くらいかかってやってくる人もいるわけで、そうとうのエネルギーを使っています(そしてお金も)。台風の影響で飛行機が欠航になり、残念ながら参加できなかった友人もいました。

 みんな医療の第一線で活躍している医師ですから、まとまった休みをとるのも大変。ある友だちは8月の夏休みを、この同窓会への出席するために遅らせてとったとか。

 そんな同窓生が50人集まりました。ほぼ半数です。これまで何回か同窓会を行っていますが、今回が過去最多。やっぱり25年という節目なのでしょうか。

 あるいは、そろそろみんな50歳になるもの関係あるのかも。私は早生まれなので、まだ40代ですが(ほとんど誤差の範囲ですし、えばることでもありませんね)、やっぱり「人生の節目」ということも意識してきます。

 それぞれの子どもたちも、そろそろ大学に入ったりして親元を離れ始めています。私もそうですが、子どもたちが旅立っていき(それでもスネはまだかじっていますが)、自由に使える時間が多くなったことも関係しているかもしれません。

 それぞれの分野で大きな仕事を続けてきている友だちが多いのですが、これまでの猛スピードで仕事をこなしているばかりだったのが、ふと立ち止まって、これまでの歩みを振り返ったり、これからの行く先を見つめ直したりしたくなったのかもしれません。「同じ釜の飯」を食った友人たちに会うことも、自分自身を客観視する良い機会になってくれるのでしょう。

 そんなこんなで久しぶりの友だちと、大いに語って、大いに飲んできた連休でした。友人たちの様子は、またお伝えしたいと思います。

投稿者 tsukada : 2006年09月19日 22:44