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2006年10月10日
元・体育の日
今日10月10日は以前は「体育の日」でした。“ハッピー・マンデー”と言ったと思うのですが、曜日を月曜に固定し、日にちは指定しないとなってから久しいです。昨日はその祝日だったのですが、実は何の休みなのかあまり良く分からず休んでいました。
調べたのですが、「体育の日」が制定されたのが昭和41年。その2年前の39年に日本でオリンピックが行われましたが、その開会式の日を記念して作られたのだそうです。そして、この日から東京オリンピックが開かれたのが、一年で一番晴天になる確率が高いという「特異日」だということでした。(このへんの事情は、もうみんなご存じですね。)
今日もまた好天に恵まれていましたので、やはり「特異日」というのはあるのかもしれません。もちろん統計的に意味があるのかは分からないのですが、でもそんな日もあるのだと思うと、気まぐれなお天気も、ちょっとかわいいところがあるんだな、なんて微笑ましく思ってしまいます。
今日のお昼のテレビ番組「笑っていいとも!」に、小児精神科医の明橋大二先生が出演されていました。先週に続いてのご出演です。前回は短い時間で、さらに前のコーナーのあおりでバタバタとしてしまっていましたが、今日はわりとゆったり。先生の紹介もちゃんとしていました(前回はそれもなかったようなので、多くの人は「この人は誰?」と思っていたことでしょうね)。
今日のテーマは「鉄棒で逆上がりができず、しょげている子どもにどう声かけをしてあげればいいか?」でした。タレントの人たちがおもしろおかしく答えを出していましたが、先生の“正解”は「頑張ったことを認めてあげる」でした。頑張ったけど、思ったようにできずに落ち込んでいるわけですので、「もっと頑張れ」というような言い方は逆効果。これまでの努力を「よく頑張ってたね」などと認めてあげるだけで、あとはまた自分で気持ちが落ち着けば、また頑張ろうと思うようになる、そんな説明でした。
バラエティーの番組ではありますが、ここで語られていることは、とても大切なことですね。子育てだけではなく、人間関係の基本になることです。まじめな顔で、大上段に構えてこんなことを言われても、受け入れてくれないでしょうが、先生の優しい口調で、そしてお笑いも交えて話されることで、テレビの前の人たちに少しずつ浸透していくのは、とてもいいことですね。
明橋大二先生の「子育てハッピーアドバイス」が空前の大ヒットになっています。分かりやすく書かれた文と、実例を漫画で説明しているところも、多くの人に受け入れられ、支持された理由なのでしょう。
先生とは一度しかお会いしていませんが、まじめで、でもどこかひょうきんで、憎めないキャラは、けっこテレビ向けなのかもしれませんね。それもバラエティーの(^_^)
投稿者 tsukada : 2006年10月10日 23:16