2006年10月31日
予感的中
今日は10月の末日。明日からはもう11月になります。季節が秋から一挙に冬になってしまいそうな予感がしてきました。
昨日の「予感」・・公正取引委員会がやはり動き出したようですね。ソフトバンクから事情を聞いたというニュースがありました。どうひいきめに見ても、「電話・メールゼロ円」は誇大広告ですから。
昨日の書きましたが、同じソフトバンクの携帯間は電話も無料! それだけを聞けば、すごいサービスだと思ってしまいますが、「午後9時〜午前1時」は例外で、この間は普通に電話料金がかかります。個人が一番使いたい時間には使えなくて、それ以外の時間にかけてくれ・・ってのは、どうなんですか。これだけで十分インチキの臭いがしてきます。
他社への番号持ち運び制度が始まりましたが、もしかしたらソフトバンクから他の業者に流れていった数の方が多いかもしれないという話もでています。ソフトバンクが数字を発表していないので、はっきりしたことはまだ分かっていませんが、他社のデータからはそんな推測もあるのだそうです。
今回の混乱の原因が、ソフトバンクの体制不備によることは明らか。その中でも、コンピューターの処理能力がどの程度だったのか、それをどれくらいまで増強したのかというデータも秘密にしています。これだけ大きな問題を引き起こしてしまったのにかかわらず、その責任を十分に感じていないと批判されてもしかたないことでしょう。
もしかしたら、そんな数字を発表してしまったら、ソフトバンクの浮き沈みにも関係するような事態がおこりうるのかもしれません。それが怖くて、口をつぐんでいるのかも。
携帯電話はメールがなくては成り立たない社会になっています。電気、水道などと並ぶほど重要な社会のインフラになっていることを、もっとしっかりと認識してほしいものです。そして、問題の解決や処理は、誠実に行うことが一番。嘘や偽りは、問題をいっそうこじらせてしまうだけです。
投稿者 tsukada : 2006年10月31日 22:07