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2006年11月20日
2つのJCV
当院の職員は、このところ「2つのJCV」を巡って混乱気味です。一つは「世界の子どもにワクチンを・日本委員会」(Japan Committee Vaccine for the World's Children)。この会が開催する東京でのフォーラムに、私が早見優さんの対談者として呼ばれている話は先日から「院長ブログ」でも紹介しているところです。
もう一つのJCVとは「上越ケーブルビジョン」(Joetsu Cablevision)という会社です。新潟県上越市を中心に、ケーブルテレビ網を築いています(約36,000世帯が利用)。内陸側は豪雪地ですし、海岸側は塩害があり、屋根の上にテレビアンテナをつけても数年もたない地域だということで、アンテナの必要のないケーブルテレビが普及してきました。独自の番組も放送していて、当院もその一つの「子育て応援団」のスポンサーになっています。
同じ「JCV」を使った2つの団体があるわけですが、それが今、当院で混乱状態にあるのは理由があります。それはやはり東京でのフォーラムに関係しています。
このフォーラム(12月7日東京・新生ホールにて)では、「子どもワクチン対談」が企画されていますが、歌手で子育て中の早見優さんの相手を私が務めることになっています。一方は超有名な芸能人。それに対して私は全くの無名。なんで新潟からこんな田舎者を呼んできたのか、などと言われそうです。
そんなブーイングを心配したスタッフの方から、塚田と塚田こども医院を紹介するビデオを作ってもってくるようにとの“指令”が来ました。それならとお願いしたのが、地元のテレビ会社のJCVです。
先週、急きょお願いし、今日はそのためにカメラが入りました。インフルエンザ予防接種たけなわの時期なので、その模様や、診察の様子をまず撮影。当院の子育て支援の一つである「わたぼうし病児保育室」も、丁寧にカメラに収めていかれました。
この間のやりとりでは、ただ単に「JCV」とだけ言ったのでは意味が通じていないこともありました。「東京のJCV」からの依頼で、「上越のJCV」に撮影してもらうことになった、などと、丁寧に言わないと行き違いが起きがち。あるいは「あっちのJCV」と「こっちのJCV」を言ってみたり。
ここ上越では「JCV」と言えばケーブルビジョンのことを指します。というより、それしか知らないと言ってもいいでしょう。ですので、「JCVフォーラム in 東京」と言うと、「何でケーブルビジョンのフォーラムを東京でするの?」といった反応が返ってきます。当日の午後は臨時に休診にするので、患者さんにフォーラムのことを話しているわけですが、なかなか一度では通じてきません。それも仕方のないことですね。
さてさて、今日の撮影でどんなプロモーション・ビデオができてくるやら、楽しみな反面、ちょっと不安な気持ちでもいます。モデルが悪いから仕方ないのかもしれませんが・・。「上越のJCV」さん、見栄えのするビデオに仕上げて下さいね!!
投稿者 tsukada : 2006年11月20日 23:04