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2007年01月18日
日本人の特性?
昨日に続いて「納豆ブーム」の話です。このTV番組は、こういった「ダイエットネタ」を繰り返して放送しています。それぞれのテーマは、それなりに効果があるのでしょうし、間違ったことを言っているのではないと思います。
でも、「これが最高」といった方法が次ぎ次ぎに出てくると、いったいどれが本当に一番良いのか、分からなくなります。テレビ的な話題作りをしているだけなのかも・・などと、疑り深くなってしまいます。
おそらくは、どの方法もそれなりの効果があるのでしょうね。そして、ただ一つの方法というのはなく、いろんなことをしながら、健康になっていくように気をつけていくことが必要なのでしょう。
そもそも「ダイエット」という言葉も怪しいものです。直訳すれば「食事」ですから、多くの日本人がイメージする「食事による体重減少」とは意味合いが違います。体重も適度な範囲に中にあるのがいいのであり、ただやせればいい、体重を落とせばいい、というものではないはず。
若い女性たちに多いようですが、過度にやせすぎてしまっていたり、そうなるように誤った食生活を送ったりしていることもまた問題になっています。やせすぎることで生理が不順になったり、無月経になることもあるようですが、もしそこまでなっている場合には、生命の危険を体が感じている証拠。緊急事態なのです。
芸能人やモデルには、やはりやせすぎている人たちが多いですね。医者としては「病気かも」と疑うような人もいます。そんな人たちを一般の若い女性が“モデル”にしてはいけないということで、フランスではやせすぎているモデルさんはショーなどで使ってはいけないことになったとか。
話はそれましたが、大昔からいろんな「ダイエット法」がブームになっては、また消えていったりしてきました。健康法についてもそうです。その中には大切なものもあったかもしれませんが、どうしてこんなものが?といったヘンなのもありました。消えていって良かったと思える物も。
多くの方が使ったり、試したりしてブームになったからといって、それが正しいわけではありません。個人差もありますが、ただ物珍しさだけで話題になったのかもしれません。新しい方法や物が提案されているわけですが、それが本当に効果があるのか、あるいはそもそも体重を減らしたり、やせたりする必要があるのか、それを使うことで悪い影響はないのか、などといったことを、マスコミから流れてくる情報を鵜呑みにすることなく、自分たちでしっかりと考えるようにしてほしいものです。
一つのことがブームになると、みんながそこに群がり、大騒ぎをしたがります。それだけの価値があるのかどうか、たまには疑ってみることも、大切なのだと思います。
みんなが行っている、みんなが持っている・・自分一人だけがそうしないと、とても不安になるのが日本人の特性のようです。自分の判断基準をしっかりもち、みんなと違ったってちっともかまわないじゃないと、みんなが思ってくれれば、日本ももっと生きやすい社会になるような気がしています。どんなものでしょうか。
投稿者 tsukada : 2007年01月18日 22:59