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2007年01月19日

受験シーズン幕開け

 明日は「大寒」というのに、雪がまったく見あたりません。昨夜は雪という予報でしたが、それもはずれ。今夜は“晴れ”のようで、明朝は放射冷却現象のために気温が下がりそうです。そうすると「大寒」というのも、はずれてはいないことになりますが、雪国の人間の感覚としては、やはりヘンな感じです。

 でも、明日と明後日は大学入試センター試験になっていますので、お天気の良いことはけっこうなこと。いよいよ大学入試も佳境に入りますが、この季節は一年で一番厳しい気候です。大学入試に取り組む受験生にとっては、精神的にも肉体的にも厳しいわけですから、天候が良いのは、せめてもの救いでしょうか。

 センター試験といえば、昨年は英語のリスニングが導入され、受験生に渡された器械のトラブルが続出した「事件」を思い出します。悪夢のような思いをした受験生もいたことでしょうね。今年は器械を作り直したりして、万全の対応をしたということですが、大丈夫でしょうか。心配です。

 器械の問題だけでなく、試験会場の監督官の「人的なトラブル」を指摘する意見もあるようです。普段は大学の教官をしている方々が、臨時に監督官をするわけです。一年に一度だけの仕事。今回初めてする人もいるでしょう。慣れない仕事に、間違いはつきものです。

 ましてやリスニングの器械は、けっして一般的なものではありません。受験生だけではなく、監督官も不慣れなもの。何かトラブルがあったときに、その対応を冷静に、スムーズに、的確に行うことができるか、心配してしまいます。

 昨年の例では、器械のトラブルを訴えた受験生への対応が悪く、その受験生に不要な負担をかけてしまったり、監督官の慌てる様子をみたり、騒がしい雰囲気で、周囲の受験が集中できなくなるなどの問題も引き起こしたようです。

 ある新聞には「人災」と書いてありました。そんな事態が、今年はおきないことを、受験生とその親御さんの代わりに切に願っています。

 全国で数十万人が受験するセンター試験。受験生がそれぞれの実力を遺憾なく発揮できることを祈っています。頑張れ、受験生!!

投稿者 tsukada : 2007年01月19日 23:59