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2007年02月25日

休日診療所

 先週の真ん中は、春を過ぎて初夏のような温かさ。2月というのに、雪が全くない状態は異常です。これが今年だけのことであるといいのですが。

 お山の杉も勘違いして、春が来たと思ったのでしょう。花粉が大量に飛んできました。例年は新潟では3月上旬から中旬にかけて飛散が始まりますので、今年は半月以上早いことになります。

 花粉症の患者さんが、小児科でもけっこう見られていました。お子さんと一緒に来られる親御さんの中で、風邪ではないのにマスクをしていたり、鼻水を流し、目を赤くしている方をお見受けしました。職員も何人かが症状が出始め、花粉症の薬を使い出しています。

 花粉症は10代から始まる病気と以前は考えられていましたが、最近はそうではありません。小学生では当たり前に多くいますし、保育園に通っている幼児でももう珍しくはありません。低年齢化しているのは、現代病といわれるアレルギー疾患の特徴なのでしょう。

 そんな温かい数日から一転して、週末は冬型のお天気に。昨日は久しぶりに雪が降ってきました。真冬のはずなのに、そして雪国なのに、雪を見て「珍しい」と思うのですから、ヘンな話です。もっとも積もることもなく、今日は太陽がまぶしく輝いています。

 今日は私は休日診療所の出番。朝から夕方まで、ほぼ切れ目なく患者さんを診ています。こんなに混雑したのは、私にとってほとんど初めての経験。その大半はインフルエンザの患者さんでした。

 2月上旬から始まったインフルエンザの流行が、先週から大規模になっていましたので、予想はしていましたが・・。ふだんと違う場所で、いつもとは違うスタッフで、いつもとは違う診療材料や薬剤を使いながらの診療は、やっぱり大変です。何とか最後まで仕事をこなした、といった状態です。

 明日は、休み明けも重なり、けっこう外来が混み合いそうです。今から心配をしています・・。

投稿者 tsukada : 2007年02月25日 16:06