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2007年07月14日
モトローラー
携帯電話の話です。私が使い始めたのは、もう15年くらい前。それまで「ショルダーフォン」と呼ばれていたバカでかいものから、やっと持ち運びに耐えるくらいの大きさになったときからのお付き合いです。
1年とか2年に一度は買い換えていますので、10代目くらいにはなるでしょう。そのたびに小さくなり、機能が増えてくるのは嬉しいのですが、その進化のスピードにしだいに取り残されてしまっている感じもしています。あとから使い始めた人たちに、追い越されてしまいました。
使い道も使い方も分からないような機能が多くなりすぎている、なんて思うのは、オヤジの負け惜しみでしょうか。
今使っているのは、ドコモのM702isという携帯です。昨年の秋に発売され、年末に購入したものです。
日本製の携帯電話がほとんどですが(私もこれまではそれしか使ったことがありません)、これはアメリカ製。モトローラーという会社のものです。日本では携帯電話としてのなじみがほとんどありませんが、海外ではそうとうシェアをもっている会社の製品です。
昨年のこと、2年ほど使っていた携帯をそろそろ換えたくてショップを見て回っていたら、この携帯に出会いました。「私が探していたのはこれだ!」とその瞬間に購入を決めていました。
カメラが付いていなかったころは、手帳に入れられるくらいの薄さになっていたのに、カメラ付き携帯になってから急にまた厚くなっていました。他社では薄目のものを見かけていましたが、ドコモでは当時はなかったように思います。仕方ない、と半分あきらめていたところに目に留まったのがこの機種でした。(その後、ドコモからももっと薄い携帯が発売されています)
カメラは1.3Mと、最近の携帯にしては荒いほう。でも、HPやブログ用に撮る写真では、これでも十分すぎます。そんなに高機能である必要なないのです。
薄い一方で、横に広いという感じがします。文字の操作部分は、これほど大きくとらなくてもいいのに、と思うのですが、日本向けの製品ではないのですから、当たり前かも。大きな体のアメリカ人が使う携帯なのですから、これくらいないとクレームが出るでしょうね。
アメリカ人用(?)にできているって思う点がもう一つ。それは開閉部の作りがしっかりしていること。半年ほど使っているけれど、まだそれほどゆるんではいません。これまでの日本製では、買って1か月くらいからゆるくなり、半年もするとそのままはずれないか、心配になることもあるくらいでしたら、頑丈さは気に入っています。
ところで、買って半年もして何で今頃携帯の話をし出したのか、不思議に思っている方もおられることでしょう。実際にここ半年ほどで次々と新しい機種が登場していて、このM702isはもう新しいとは言えないかもしれないのですから。
それは最近見たテレビドラマで、私のと同じ機種が出てきたからです。タイトルは忘れてしまいましたが、韓国ドラマの中で女性の主人公が使っていました。おそらく数年前のテレビドラマなので、日本の発売以前から韓国では売られていたんですね。
もう一つ、本家アメリカのドラマでも見かけました。現在、NHK-BS2で放映されている「FBI-失踪者を追え3」で、主人公の捜査官(声はあおい輝彦)が同じ機種を使っていました。前のシーズンでは違う機種でしたが、シーズン3で同じ携帯を手にしているところを見てびっくり。そして、嬉しい気持ちになりました。
アメリカに限らず海外ではモトローラー製の携帯電話は有名ブランド。通信方式が独特なので、日本への進出に時間がかかったのかもしれませんが、世界標準の携帯電話をやっと日本でも使えるようになってきんですね。(自分が使っているからと言って、そこまで肩入れする必要もないのでしょうが)
ちなみに、ドコモのCMではサッカーのベッカム選手が出ているので、ご覧になった方も多いことでしょう。これからアメリカで活躍をするということを、象徴しているのかもしれません(日本以外でベッカムが宣伝しているのかもしりませんが)。
実はモトローラーとは、携帯電話以外に、そうとう以前からお付き合いをしています。それはまた後日の「院長ブログ」でお話ししましょう。
PS
ドコモの携帯で「M」を使っていなかった訳がやっと分かりました(三菱はダイヤモンドの「D」を、松下はパナソニックの「P」を使っています)。モトローラーのために、わざと使わずにとってあったのですね。さすがモトローラーは世界の携帯業者だけあります。
投稿者 tsukada : 2007年07月14日 23:28