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2007年08月09日
草原を夢見て
我が家の愛犬=コーギーは、もともとはイギリス・ウエールズの草原地帯を走り回っていた犬種。暑さは得意ではないはずなのですが、でも元気にやっています。暑い時間帯はひたすら眠っていますが、涼しくなるとベランダを走り回ります。食欲も、今年は衰えていません。朝の散歩もそう。
先日『いぬのきもち』という雑誌(ベネッセ発行)に、散歩の「適正時間」がでていました。1日2回として、小型犬では20分程度。大型犬では90分以上が必要だということです。
コーギーは・・大型犬と同じ扱い! つまり1回90分を1日2回。毎日3時間以上は散歩させる必要があるということ。驚きです。
確かに元々は牧牛犬。あの小さい体で草原を駆け回り、とてつもなく大きな牛を誘導していたのですから、ちょっとした運動では運動のうちにはいらないのでしょう。(足が短く、尾がないのも牛の間をコチョコチョと動いたり、牛に踏まれないようにするにはピッタリ)
確かにそうでしょう、犬の立場に立てば。でも、犬を飼っている家庭の中で、どれくらい1日に3時間も散歩にあてられるところがあるでしょう。少なくとも、私たちには無理。
犬にとっては長い時間を散歩させないとストレスになるということですが、あまりに長時間であれば、それをしなくてはいけないことが飼い主にとってはストレスになり、散歩を楽しむことができなくなるかも。犬は元気に生きたけれど、人間が不健康になる、ってこともあるかもしれません(オーバーかな)。
犬と一緒に、犬も人間もともに楽しく過ごすことができればいいですね。そのためには、散歩量が少なくなっても、楽しく散歩してこれるのが一番。量より質、ってことでしょうか。
そうはいっても、我が家のワンちゃんも散歩に連れ出してもらえることを心待ちにしています。齢(よわい)50を超えた私にとっても、散歩にでかけることは良い運動になります。そう思って、このところ毎朝、散歩を楽しんでいるところです。
もっとも、コーギーは短足犬ですから、まだアスファルトの暑さが残っている時間帯は、足の裏だけではなく(やけどすることあり)、胴体にとっても良いことではありません(熱中症のおそれあり)。やっぱり朝の涼しい時間帯が、お互いにとって一番良いようです。
投稿者 tsukada : 2007年08月09日 23:09