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2007年12月06日
無事終了
昨日、看護大学での講義を無事終えることができました。看護学生さんたちにどれくらい理解していただいたか、少し不安なところもありますが。
内容は私の専門とするところ。医学の奥深いところをきちんと教えることはなかなかできませんが、実際の臨床の場面で何が大切なのか、どんなことに注目していけばいいか・・そんなことをお話しすることができました。
とはいえ教えることを生業にしているわけではありませんので、やはり人様に物事を伝えて理解してもらうのは大変です。90分×2コマの授業時間を話し続けるわけですので、時間だけを考えても楽なことではありません。
でも、学生さんたちを目の前にして、ところどころ興味をもって私の話に耳を傾けてくれたり、スライドを見入っている様子が分かると嬉しくなります。なるほど!という顔をされると、もっと話をしてあげたくなります。
用意したスライドの数はそうとうの枚数になりました。メインの「感染症・予防接種」と「呼吸器疾患」がそれぞれ100枚程度。「子育て支援・病児保育」が50枚ほど(これはおまけの部分で、いつも講義の最後に話しています)。全部で250枚くらいです。
これを180分で見せるのですから、1枚あたり平均で43秒。じっくりスライドの内容を説明していてはとても間に合いません。実際に講義の最初の部分で丁寧に話をしすぎてしまい、あとは押せ押せになってしまいました(1年に1度の仕事なのでなかなかペースがつかめず苦労しました。途中から感覚を思い出して順調になったのですが、来年までは覚えていないでしょうね)。
スライドの大半はそのままプリントにして学生さんに渡してありますので、ノートを逐一取る必要はありません。重要なことや説明などをそこに書き入れてもらったはずです。あとで見直してもらえば、理解が進むことでしょう。
そんな講義が終わったあと、学生さんからの質問を直接もらってもいいのですが、講師に面と向かって質問するということはなかなかできないようです。あとで紙に書いてもらっています。
学生さんの生の反応も聞いてみたいような気持ちもあるのですが・・(聞くのが怖い気持ちもありますが)・・廊下に出たところで一人の女子学生さんと出会いました。彼女の方から声をかけてきて、私に「先生はコーギを飼っているんですね!」と。
彼女の実家でもコーギを飼っているのだそうです。かわいいですよね!などと、多少会話が弾みました。
てっきり講義の内容についての質問かと思ったのですが、その意味では肩すかし。でも親しげに声をかけてくれたところをみると、私の講義全般についても好印象を持ってもらえたのかな、などと勝手に思いこんでいます。
コーギのことがどうして話題になったのか、気になりますか? それはスライドの中に、我が家の愛犬の写真を何枚か入れておいたからです。長丁場の講義の途中に、ちょっと息抜きできるところもあってもいいですよね。
それが功を奏して、普段は会話を交わすこともない看護学生さんとしばしの会話ができたのですから、愛犬様々です(^^;)
投稿者 tsukada : 2007年12月06日 21:37