2007年12月07日
パソコンの寿命
昨日の「院長ブログ」では、看護大学の講義が無事終了と書きましたが、実は必ずしもそうではないところもありました。内容の点でも反省点はあるのですが、あまり深く考えすぎないことにしています(落ち込みやすいので)。
パソコンのことです。一昔前は写真からスライドを作り、それを“上映”していましたが、今はパソコンからプロジェクターを通してスクリーンに映し出すのが当たり前。学会などでの発表もそうですが、大学の講義でもそれがもう普通になっています。
私もノート型パソコンにデータを入れ、そのまま持参して、会場のプロジェクターに接続しています。これまではそれでうまくいっていましたが、今回はどうもスッキリ・シャキシャキとは動いてくれません。動作が重くなっているのです。
パソコンの故障ではありません。使っているソフトをバージョンアップしてから“重く”なったようです。
さらに、今年はその中に動画も入れました。喘息発作時の呼吸の様子を直接見てもらうようにしたのです。言葉と絵や写真で説明するだけでは理解がなかなか得られないことを、昨年までの講義で感じていました。それをビデオにして見てもらえば、一目瞭然。
外来を受診された子どもたちに協力してもらい、喘息発作の状態をビデオにとりました。診察時に少し時間をいただいて、治療前の“生々しい”様子を撮影しました。最近のデジカメは動画撮影の機能がついていますので、簡単に撮れます。それをパソコンに取り込み、スライドの中にいれるのもとても簡単にできました。
おかげで学生さんたちには呼吸困難の状態を簡単に、そして正確に理解してもらいました。でも問題が・・全体のデータ量が多くなったために、ますます動作が不安定になってしまいました。
今使っているノート型パソコンは、確か5、6年前に購入した物。パソコンの“寿命”は、器械が壊れなくても数年のようですね。写真や映像などは処理すべき情報量が大量になるので、「相対的に」旧式になってしまうのがとても早くなっています。
仕方ありません。来年の講義に備えて、新しいノート型パソコンを買うことにしましょう! ・・本当はもっと早く新しいものに買い換えたかったのですが、良い口実ができたというわけです(^_-)
投稿者 tsukada : 2007年12月07日 18:28