2008年04月16日
後期高齢者医療制度
今月から「後期高齢者医療制度」がスタートしましたが、その運営方法、保険料の徴収などをめぐって日本全国で大混乱になっています。
2年前に必ずしも十分な審議をせず、自民党と公明党が国会で強行採決をしてまで作った法律。当時から大きな問題を抱えていることが指摘されていましたが、実際に実施されてやっとこの制度の問題が実感されてきたようです。
何が問題で、どうすればいいか・・私なりに考えてみたいと思いますし、この「院長ブログ」でもお伝えしていこうと思っています。
一つだけはっきりさせておきたいことは、高齢者の方々が「日本に生まれ、ずっと生きてきて良かったな」と思えるような制度にすべきだということ。悲しい思いをし、辛い状況の中で生き続け、やがて死を迎えるなどということがないようにしたい。
経済的に先進国であり、世界のリーダーになりたいと願っているこの日本の中で、高齢者を粗末に扱っていいのかとつくづく思います。日本の国としての「品格」が問われる問題です。
投稿者 tsukada : 2008年04月16日 23:59