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2008年04月18日
「ひかりちゃん」から「光」へ
今週前半は当院のアイドル=須田ひかりちゃんファミリーがお花見に来られ、その話題で持ちきりでした(個人的に)。
週の途中からは、同じ「ひかり」という言葉が院内をかけめぐっています。電話回線を光通信に変わったのです。
当院は開業して18年がたちますが、今回は3世代目のビジネステレホンになります。第1世代はアナログの時代。医院の業務量が多くなり、医院の増築もしたことで、INDS回線により第2世代のシステムに途中で交換しています。
今回は時代の最先端を行く「光通信」を使ったIP電話システムにバージョンアップです。インターネット回線はケーブルテレビを使用していましたが、今回はそれも一緒に光通信で行うことになりました。
これまでどんどん増え続ける回線に、INDSによるシステムが対応できなくなってきたこともあります。数か月前にやっと光通信のサービスが医院のある地域でも開始されたので、いよいよ機が熟した・・ということでしょう。
こうして振り返ってみると、当院の電話システムの歴史は、日本の電話通信の歴史そのものと言えるでしょう!←何と大げさな(>_<)
今回のシステム変更によって、一本の光通信のケーブルで院内の電話回線7本分をまかないます。さらに高速のインターネットももちろん同時に使えます。恐ろしいほど大量の情報を伝えるシステムになるというわけです。
工事前の分配機の中は、こんなふうでした。
何本もの電話線が入り組み、スパゲッティー状態。どれがどこにつながっているのか、あみだくじのように一本ずつたどっていかないと分かりません。開けてはいけない箱・・「パンドラの箱」でした。
今回は大容量の通信ができる光にすることで、回線数は大幅に減ることになっていました。
工事後の写真を見ると、その“努力のあと”は見て取ることができるでしょうか。でもまだまだ回線は入り組んでいます。集約化できず、そのまま残すことになった回線がINDで3本、アナログでも1本あるからです。
予約受付(パソコンで自動)、FAX、フリーダイヤル(健診や予防接種の受付用)、データ通信(クレジット用)など、そのまま使う必要のあるものあったからです。
でもメインの電話回線(医院025-544-7777、わたぼうし病児保育室025-544-7779)などはIP電話になりました。電話機も当然新しくなり、今まで以上に使い勝手が良くなっています。
ちなみに光通信のケーブルはとても細いのが1本だけ。
右下の黒い線がそれです。戸外から引き込まれています。髪の毛より細いガラス繊維のファーバーが1本入っているだけです。それを保護するために周りに黒い皮膜があるのですが、それにしても細い! こんなものだけで、インターネットのみならず、IP電話数回線をまかなっているなんて。
ミラクルです。技術の進歩はものすごいものがあるんですね。あらためてビックリしています。
投稿者 tsukada : 2008年04月18日 19:59