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2008年07月09日

サミット

 洞爺湖サミットが終わったそうです。申し訳ないのですが、それほど関心がなく、何が話し合われ、どんな成果があったのか、良く知りません。そんな「無関心」が地球の危機をもたらしているのかもしれないのですが・・。

 言い訳になってしまうかもしれませんが、サミットについて実は根本的な疑問を持っています。世界規模での課題を主要国の首相が面と向かって話し合うということが良いことなのかどうか。

 すでに国際連合(国連)という地球規模での組織があります。国際連合憲章の下に設立された国際機構で、世界の安全保障と経済・社会の発展のために協力することが目的です。世界中のほとんどの国が加盟し、現在192カ国なのだそうです。

 その国連とは関係なく、主要国だけで物事を決めていこうというスタンスが分かりません。課題によっては少数の国で進めてしくことのほうが、スピーディーで実効性に富むということもあるでしょう。でも、基本は地球上の全ての国々が話し合い、共通の認識を深め、一致して行動を起こしていくことを重視すべきなのだと思います。それが「国際連合」の存在意義なのだと思うのですが。

 たしかに国連が十分な役割を果たしていないという現実があります。しかし、だからといって国連を全く関係なく、物事を進めていっていいのかな。そんな疑問です。

投稿者 tsukada : 2008年07月09日 18:30