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2008年09月08日
辞任会見を見て(3)
福田首相の辞任会見から1週間がたちました。まだ1週間しかたっていないのに、もう1週間。福田さんは辞任すると表明はしたものの、実際に辞任したわけではありません。でも、もう「過去の人」になってしまいました。
当の自民党は次の総裁選びで騒がしくしています。民主党の党首選挙があったというのに、小沢氏の“独裁体制”にゆるぐことがないことは周知の事実。そのため、マスコミの報道も、そして国民の注目もちっとも民主党には向いていません。自民党総裁選一色・・この点では、福田首相の読みは的中。辞任表明は絶好のタイミングだったようです。
福田首相がどんな政策を行ったのか、実績を明確に思い出すことはできません。歴史の上でもその名を残すことはほとんどないかもしれません。
しかし、もしかしたら自民党の党史のなかに「逆風のすさまじい中、自らの辞任という文字通り捨て身の“勇断”が、自民党に対する国民の批判をかわし、支持率のアップにつながり、そして歴史的な総選挙勝利に導いた」などと書かれることがあるかも(T_T)
投稿者 tsukada : 2008年09月08日 23:59