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2008年10月09日
こんにゃくゼリー・その後
子どもやお年寄りに窒息事故を頻発させていたこんにゃくゼリーですが、やっと発売が停止されることになりました。行政が指示した事故防止策を実行することが現段階では不可能だからということです。
これで危険な食品が出回ることはなくなりそうです。ひとまずは安心。
でもこれまで市場に出ている製品を回収することはないそうです。最後まで製造を中止しないと居直っていた(?)業者らしい対応です。
短期間で消費されるでしょうが、その間に新しい“犠牲者”がでないことを祈るのみです。
もう一つ心配なことがあります。今回の決定が「一時的に製造を中止する」というもの。窒息事故をおこしにくいような商品に改良することができれば、また販売を再開するとしています。
その時にまた同じ騒動を繰り返さないか、今からもう心配なのです。今回製造を休止するきっかけになった「行政の求める安全基準」がいったいどんなものか分かりません。
それが完全でなければ、たとえ「基準を満たすようになった」と言われても、本当に安全だとはいえません。行政は最後まで責任をもってやりとげてほしいです。
投稿者 tsukada : 2008年10月09日 10:14