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2008年11月24日

夜間・休日の診療

 振替休日の今日も、私は働いていました。上越市の夜間休日診療所での勤務です。

 昨日が「勤労感謝の日」だったというのは、今カレンダーを見て知りました。そんな日に、ご苦労さまでした(自分に言うってヘンですが、「自己肯定感」を高めるためにはいいことなんですよ)。

 夜間休日診療所の仕事は医師会の医者が持ち回りで引き受けています。休日など、診療所や病院の外来がない時間帯や日をカバーしています。

 私にはレギュラーのポジションがあります。毎月第一月曜の夜間勤務です。今月の第一月曜というと「文化の日」でした。祝日は別なローテーションがあるので、私の役目はなし。

 月に1回は必ずある夜間休日診療所の勤務が、今月はないぞ!・・そう思ったのは早とちりでした。「勤労感謝の日」の振替休日に、そのローテーションがしっかりと回ってきました。

 私にとっては休日になっていませんが、世のため、人のためにになってるのですから、それはそれでけっこうです。

 でも・・そんな私たちに向かって「常識がない医者が多い」って言ったのは誰? 一国の最高指導者の発言にしては、あまりに無責任ですよ。

 その前にも「患者の“たらい回し”は医者のモラルの問題」だとおっしゃってくれた大臣がいました。彼は総務省・・つまり地方行政を指導・監督する立場の方。例えば救急隊の仕事を担当しています。

 そんな為政者の言葉を、まともに相手にする必要はないのは分かっています。「モラルがなく」「常識がない」のは政治家の方がよっぽどなのですから。

 でも、やっぱり傷つきますね。みんなが休んでいる日に働いているから、よけいにそう思うのかもしれません。

 明日は連休明け。混雑しそうな予感。グタグタいわずに、がんばりましょう!! 政治家のために医療をやっているわけではないのですから。

投稿者 tsukada : 2008年11月24日 21:54