2009年02月18日
治療のすすめ
件(くだん)の中川氏が財務大臣を辞任しました。「続投」→「予算成立後に辞任」→「即日辞任」ところころ変わる姿は、“酔いどれ会見”と並んで見苦しいものでした。
麻生総理の責任もますます大きなものになりました。ほとんど病人のような方に重要な閣僚をまかせ、事件をおこしたあとの対処も不適切。これ以上、日本の政治を安心してまかせることは無理でしょう。ご自身の進退を考えるところまで来ているのだと思います。
中川氏はおそらくアルコール依存症なのでしょう。直接診察をしているわけではないので、断言はできませんが、マスコミなどの情報からは十分に推測できます。
アルコール依存症のチェックリストをみてみましょう(CAGEによるチェック)。
1 あなたは今までに、自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか?
2 あなたは今までに、周囲の人に自分の飲酒について批判されて困ったことがありますか?
3 あなたは今までに、自分の飲酒についてよくないと感じたり、罪悪感をもったことがありますか?
4 あなたは今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?
本人がどう感じているかは分かりませんが、飲酒によってトラブルをおこし、それが周囲からたびたび批判されています。勤務中でも飲酒している(とくに大きな会議の前に)という証言もあります。やはり「アルコール依存症」は十分に疑われるところです。
飲酒を始めると、自分でその量をコントロールできず、過量摂取(深酒)になってしまうのでしょう。そして、アルコールの力を借りないと重大な意志決定やできなかったり、行動を起こせなくなっているのでしょう。
自身が病気であることを認めるのはなかなかできません。辛いでしょうが、自分の病状を見つめて、それを認め、そこから始めて下さい。
中川さん、あなたのいるべき場所は政治の世界ではもうありません。アルコール依存症の専門病院へどうぞ。そしてしっかりと治療を受けて下さい。
アルコール依存症はしだいに増えてきましたし、ストレスの多い現在社会ではますます問題になる病気です。「アルコール依存症から見事に立ち直った政治家」として、もう一度デビューされることを祈っています。きっと国民の注目を集めると思います。
投稿者 tsukada : 2009年02月18日 21:52