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2009年03月09日

反転攻勢

 インフルエンザの流行は反転し、また勢いをぶり返しています。今日も多くの子どもたちがインフルエンザにかかり、受診しています。近くの小学校ではまた学級閉鎖も起きています。

 2月の中旬からは順調に下火に向かっていました・・向かっているはずでした。それがまた真冬に逆戻りしたかのような患者発生。けっして油断していたわけではないのですが、想定を超えているのは確かです。

 どれほど私たち人間を困らせれば気が済むのでしょう。インフルエンザはまさに生き物。そして、そうとう高度な意志をもっているのでしょう。そうでなければ、これほど人間にとって驚異といわせる“地位”にまで上り詰めることはないでしょう。

 インフルエンザに対して、人間は無防備というわけではありません。ワクチンがあり、簡易検査キットがあり、抗インフルエンザ薬も手にしています。どこでどの程度の流行がおきているかという情報も、リアルタイムで手に入れることができます。

 これだけの“武器”を駆使していても、まだインフルエンザを征圧できないのでから、やはり相手はそうとうの敵だということなのでしょう。困ったことです。

 そろそろ学年末。卒業式、入学試験など大切な行事も続きます。一日も早くインフルエンザが終息してくれることを、ただただ願っています。

投稿者 tsukada : 2009年03月09日 23:59