2009年09月01日
新学期
今日から9月。多くの学校などでは2学期が始まっています。今年は新型インフルエンザの流行が懸念され、いつもとは違った学校生活になっているようです。
できるだけ多くの子どもたちが集まらないようにしようと、始業式も体育館ではせずに、校内テレビで行ったところもありました。
さきほどNHKのニュースで、インタビューに応えた子どもが面白いことを言っていましたよ。「早く終わって良かった。」・・大笑いしました。正直でかわいいな。あとで親や先生から叱られなかったか、ちょっと心配になりましたが。
当地(新潟県上越市)の教育委員会では、もし一人でも新型インフルエンザ患者が発生したら、そのクラスは学級閉鎖にするという方針を出しています(4日間)。とても厳しい基準です。
今後の流行をできるだけ遅らせたり、規模を小さくさせようという考えなのだとは思いますが、あまりに厳しいと親御さんの負担はとても大きくなりそうです。
さらに、もし学級閉鎖になった時には、誰のために・・などという話が子どもたちや親の間で出ては来ないでしょうか。5月にはこういった話がときどきあったように思います。
新型インフルエンザが流行しないにこしたことはありません。しかし、こういった規制を厳しくするだけで実現するとは思えません。
日本では初期に空港での検疫を非常に厳しく行いましたが、世界中からは「人権侵害」ではないか、とも指摘されました。現在はすでに「流行期」に入っています。どのような対策をどのように行うか・・難しい判断が迫られています。
投稿者 tsukada : 2009年09月01日 21:33