2009年09月05日
「隔離棟」建設に至るまで
本日、報道関係の方々にお配りした資料です。当院の「隔離棟」建設についての概要を書きました。
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<経 過>
平成21年5月 国内でも新型インフルエンザが関西を中心に集団発生。当初は特定の医療機関のみが対応することになっていたが、流行の拡大にともない、一般の医療機関での対応も求められるようになってきた(ただし、他の患者と「時間的、または空間的に区分」し、感染が拡大しないような対応が必要)。
6月9日 院長より「隔離棟」建設の意向を設計士に連絡し、コンセプトを説明。
6月10日 設計士と初打ち合わせ
6月16日 初めての設計図が出来。以後数回の打ち合わせ
7月22日 建築確認済証交付
7月30日 上越保健所長より医院増築を認可
8月1日 (株)たなか建築設計と「建築設計監理業務委託」を契約
8月4日 丸運建設(株)と「工事請負」を契約
同日 工事着工
9月5日 上棟
10月31日 完成引き渡し(当初予定)
<建築物>
○名称:「隔離棟」
○目的:新型インフルエンザ流行時、他の患者と空間的に区分して診療するため。(非流行時には小児科特有の感染症診療のために利用)
○面積:59.62平方メートル(約18.1坪)
○構造:地上1階、木造。
○施設:隔離患者専用の診察室、処置室、待合室、洗面所、トイレ、玄関。
投稿者 tsukada : 2009年09月05日 21:49