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2009年12月04日

話題不足?

 この「院長ブログ」は、その時々(日々)の思いつくままに、勝手気ままに書いています。話題も多岐にわたり・・というつもりなのですが、見返してみたら、先月からのブログの大半は新型インフルエンザ関連でした。

 予防接種のこと、そして病気のこと。今小児科で一番の話題が新型インフルエンザですし、親御さん方のお知りになりたいことも、きっと同じなのだろうと思います。

 私のアタマの中でもたえず新型ワクチンのことがグルグルと巡っていて、別のことをしていても、急に予防接種のことを思い出すことも多くなりました。先月に見た夢で、新型ワクチンが医院に山ほど届いたというのもありました(ぜひ正夢になってほしいものです)。

 今月の「こども通信」も、そのほとんどが新型インフルエンザやワクチンについて。そしてそんな状態がここ数回続いています。いかに私に話題がないかが分かってしまいそう。

 でもやっぱり今は新型インフルの話題になってしまいます。飽きてきているかもしれませんが、しばらくはお付き合い下さい。

 今日の出来事を一つ。県庁の担当課に直接電話をかけ、新型ワクチンについてお話させていただきました。これまではこの地域の保健所と通して要望などを伝えてきました。端的にいえば、ワクチンの配布量を増やしてほしいということです。

 きっと県の担当課には要望としてあがっていたのだとは思いますが、それでも心配になり、電話をかけたしだいです。これまでも何度か電話しようと思ったこともありました。でも、県内の医療機関や県民の方からとても多くの電話が殺到していて、担当者がダウン寸前だという話も聞いたりしていたもので、遠慮していたところです。

 もうそんなことは言っていられません。やはり何としても、当院へ、そして小児科へワクチンの配分を増やしてもらわないと、県が決めた「子どもへの優先接種の前倒し」がかけ声だけの看板倒れになってしまいます。良く言えば「絵に描いた餅」。悪く言えばポーズと作っただけだと。

 今後の配布については、こういった意見も参考にして対応したいというお返事をいただきました。小児科への配分を重点的に行う必要性があることは理解していただけているような印象なのですが、どうでしょうか。

 明日からの週末も、休みなくワクチン接種を行うということも話しました。県が決めた「小学高学年」と「ゼロ歳児の親」への接種も、当院ではすぐに対応してことも伝えました。おそらく県庁の担当者と話をするのはたった一度だけだろうと思って、思いつくことの全てを話してしまいました。

 さて実際にどうなるやから。再来週くらいに予定されている次のワクチン配布の様子を、しっかりと見守りたいと思います。

 ということで、今日の「院長ブログ」はまたもや新型ワクチンの話になってしまいました。

 読者の方におかれましては、よい週末をお迎え下さい。私は注射三昧?ですが。

投稿者 tsukada : 2009年12月04日 23:59