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2010年01月05日
高校3年生限定ワクチン・プログラム
新春早々、日本列島を強風が吹き荒れました。新潟県内では大型トラックが横転するという事故もありました。台風のような低気圧が通り過ぎていったからです。
そして明日にかけて大雪になるとか。冬本番を迎えているのですね。
今週は高校3年生を対象に、新型インフルエンザ予防接種を特別に行っています。来週の週末にはセンター試験が控えて、受験生はきっと心配されていることでしょう。
不安のたねは一つでもつみ取っておいたほうが良いですよね。もっともワクチンを受けたからといって、新型インフルエンザにかからないというわけではありません。日頃からの健康管理を、ぜひお願いいたします。
小児科医院に高校生がやってくるのは、珍しいこと。幼い頃に受診でおとずれていたけれど、しだいに来なくなり、ずいぶん久しぶりに来院したという方も多いようです。小さな頃にはどんなふうに見えていたのでしょうね。
私たちにとっても、また珍しいです。もうすっかり大人になっている高校生をみて、成長ぶりに驚かされます。体つきだけではなく、言葉遣いもそう。私へねぎらいの言葉をかけくれた高校生もいました。うれしいですね。
私もつい先日のように、自分自身の受験のころを思い起こしていました。30年以上たっていても、受験前の不安な気持ちでいたことをよく覚えています。ワクチン注射をするときに、ワクチンの説明をするだけではなく、受験頑張ってください、と声をかけていました。
玄関には子ども用のスリッパも置いてあります。それを見て、昔はこっちを履いていたんだよ、と子どもに話しているお母さんもおられました。親御さんにとっても、感慨があったのかもしれません。
高校3年生に特化したワクチン・プログラムもまた珍しいのかもしれません。今日は地元のメディアの方が取材にこられていました。
今週いっぱいはこのプログラムを続けていきます。多少余裕がありますので、もしご希望される方がおられれば、医院までご連絡下さい。
投稿者 tsukada : 2010年01月05日 23:59