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2010年01月11日
チェーンソーに誘われて
珍しく晴れ渡った休日になりました。風が少しありましたが、こんな日は雪国にとっては貴重。何かしたくなるものです。
ベランダの雪囲いをしました。もう雪が降っているのにようやく・・。例年は秋の終わり、11月下旬にはしておくのですが、今シーズンはそのころからずっと休みなし。するべきことを先延ばししていました。
忙しかったというのは半分は言い訳かも。やろうと思えばできたかも。それくらいの時間は作れたはずです。怠け癖が出たというのが事実なのでしょうね。
そもそも昨年は、年末にかけてめちゃくちゃ忙しくなるのは分かっていたわけですから、もっと前に冬の準備を進めておけば、困ることはおきなかったはず。そんな意味では、物事の見通しができていなかったということも、また事実でしょう。
いずれにせよ、今シーズンの雪囲いが遅れていたのは確か。これでやっと我が家の愛犬は、雪が降ってもベランダで遊べるようになりました。
散歩にもでかけました。もちろんワンちゃんと一緒。公園の中は雪道でしたが、小1時間、ぐるりと回ってきました。このごろ室内生活がながかったワンちゃんですが、きっと気分転換になったことでしょう。
散歩の途中で気になるものを見つけました。折れた大木です。
樹齢100年以上はありそうな老木です。根本からポキンと折れています。おそらく強風や雪の重みで一挙に折れたのでしょう。
この木ではないようですが、外仕事をしているときに公園の方からチェーンソーの音が聞こえていました。きっと雪で倒れた木の枝を落としたり、幹を切ったりして、運びやすいようにしているのでしょう。
そんなチェーンソーが使われていると思うと気になります。これはどこかで木が倒れたのではないか・・。
なんだか不幸を喜んでいるようでヘンだと思われそうですが、そこに薪があると思うと、ついにやけてしまいます。
以前にも公園内で倒れた木をもらったことがありました。今は十分すぎるほど薪が確保できているので、これ以上もらい受ける必要はないのですが、でもやっぱりほしいな・・。
倒れてしまった木には申し訳ないのだけれど、薪としてもう一度命を与えることができるのでは・・などと勝手な想像をしながら、眺めていました。
そんなチェーンソーの音に誘われての散歩でした。風情がありますでしょうか。
投稿者 tsukada : 2010年01月11日 23:59