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2010年01月13日

引き出しの中から

 診察机の引き出しを整理したら、ボールペンが出てきました。

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 どれももう使い終わったもの。でもまだ捨てられずにいます。それは・・3色のうち、青がでなくなっているだけだからです。

 当院では一昨年の秋から紙カルテをやめて電子カルテにしました。基本的にはキーボードをたたいて、パソコンの画面に入力していきます。ペンの使用頻度は極端に減りました・・いや、減るはずでした。

 実際には電子カルテに記載するのは「結果」が主。診療前や途中の情報をメモっておくのは、やはり紙が一番。患者さんの訴えや所見を書きながら、診断や治療方針などを考えています。

 紙カルテという形はなくなりましたが、一人ずつの患者さん用に、診療上の情報を打ち出したり、書き込める紙を使っています(院内では「診療チャート」と呼んでいます)。最終的にはそこに書かれた情報は電子カルテに整理された形で入力するわけですが、紙媒体をなくすことはできませんでした。

 ボールペンの使用頻度は確かに減りました。以前は数日で1本使ってしまうほど。お気に入りのドクター・グリップという製品をつかっていないと、腱鞘炎のような症状がでてしまうくらい。

 今はそれほどではないのと、私が書いたということが分かるように、他の職員とは色を区別し「青」を使うようにしました。3色ボールペンが手元に多めにあったので、それを使い始めました。

 ということで、私のところには青だけがなくなり、黒と赤がまだ使えるボールペンが残ってしまうというわけです。もったいなので、第二の人生(?)を送ってもらおうと職員に渡しました。実質2色ボールペンですが、どうぞよろしく。

投稿者 tsukada : 2010年01月13日 11:14