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2010年02月28日

今日は大晦日!?

 2月最後の日・・もう来たのかという気持ちです。やっぱり2月は短いですね。

 今夜のあるTV番組で、その理由を説明してきました。暦(こよみ)が作られる過程で、ローマ帝国の国王の意向が働いて、恣意的に2月が短くなったのだそうです。

 以前は春、農耕の開始される3月が一年の始まり。12月で暦がいったん終わり、次の2か月は名前すらなかったのだと。そこに名前がつけられたので、2月はともともは一年の最後の月。

 1年を365日にするために月の日数を調整して、年末の月=2月が2日けずられて28日になったとというのです。なるほど、納得。そんな歴史があったのですね。

 どうして2月ばかりが短いのって、いつも疑問に思っていました。今年はとくにそれを強く感じています。月末が週末になっているからです。

 いろんな支払いがありますが、その多くは月末になります。銀行を使って送金するので、今月は26日が実際の支払日。いつもの月より前倒しになっています(最大5日も!)。

 当院が毎月発行している「こども通信」も、月末に作って翌月1日にはお読みいただけるよう準備をしています。今月も同じように発行するためには、いつもの月より数日早くから準備をしなくてはいけませんでした。

 ということで、やっぱり2月が28日しかないのは不公平。暦を変更すべし!と思うのですが、ローマ時代に決まったこと、それも国王が決めたことですから、私の一存で変えられることではないですね(当たり前ですが)。

 そうであれば、もっと2月に敬意を払ってほしいです。他の月の犠牲(?)になっているのですから。

 昔の暦に従えば、今日は一年の最後の日=大晦日なのですね。特別な日なのかも。

投稿者 tsukada : 23:59

2010年02月27日

今週の感染症情報

◎ウイルス性胃腸炎↑
○溶連菌感染症↑
○インフルエンザ↓
○マイコプラズマ
△水ぼうそう
△おたふく
×麻疹
×風疹

--------------

 新型インフルエンザの流行はすでに峠をこえ、下火に向かっています。季節性インフルエンザの発生もいまのところはないようで、このままいったん終息するかもしれません。ただ・・予測不能はことがおきるのはいつものこと。引き続き注意はしていて下さい。

 感染性胃腸炎の発生数はさらに多くなってなっています。例年は秋から初冬にはやる感染症。3月には減少に転じるのではないかと思われます。

 溶連菌感染症は増加。喉がとても痛くなり、抗生物質による治療が必要は感染症です。

投稿者 tsukada : 13:54

2010年02月24日

春のような一日

 今日は2月とは思えないほど、とても温かい一日でした。日中外出したとき、自動車についている温度計(路面温度)は17度。春のような陽気になりました。

 寒くて暗い雪国にとっては、心まで温まるよう。まるで天国です。こんな日が続くといいのですが、このまま春になることはないでしょう。

 心温まることがもう一つ。バンクーバー・オリンピックでの浅田真央選手の活躍です。フィギア・スケートのショート・プログラムで、三回転半を初めて決め、見事は演技を見せてくれました。

 テレビのライブ映像を見ていましたが、思わず涙が・・。浅田選手自身も演技が終わったあと、飛び上がって喜んでいたほど。見ている方も、同じ喜びを感じることができました。

 我が子(孫?)が、失敗することなく、ちゃんと演技してくれるか心配しているような感じでしょうか。すっかり彼女の親(祖父?)にでもなったようです。

 ショート・プログラムでしっかりとした演技ができ、きちんと得点できたことは良いスタートになったことでしょう。あさってのフリー演技を大いに楽しみにしていたいと思います。

 でも、彼女の次に演技したキム・ヨナ選手には圧倒されました。何事にも動じず、何があっても自分の能力を最大限に発揮する、まるでプロフェッショナルのよう。得点も浅田選手を超え、1位にいます。

 東アジアの隣国同士の対決になった女子フィギア・スケート。熱い闘いが続きます。

投稿者 tsukada : 23:12

2010年02月23日

反響

 昨日ニュースで当院の病児保育がとりあげられましたが、さっそく反響をいただいています。応援して下さる方が多くおられることを、とても心強く思います。

 放送直後にお電話をいただきました。小学校時代の担任の先生です。私が小学生・・遠い過去の話です。もう40年以上前のこと。思い出すこともほとんどありませんが、でも恩師は覚えていて下さいました。(よっぽど悪さをして目立っていたのかも)

 頑張っているね、などと声をかけていただきました。嬉しいです。子どもはほめて育てよと言いますが、先生にとっては私は永遠に生徒であり、子どもなのかもしれません。(おだてると木に登ってしまうかも・・私はサル?)

 このお話を職員に披露したところ、ある職員の小学校の校長先生だと分かりました。縁があるものです。教育者としてもとても立派な先生なのですね。あらためて知りました。

 テレビってすごいですね。今回は新潟県内だけでしたが、いろんな方が見ておられて、放送をきっかけにまた絆(きずな)が深まる・・そんな効果もあるようです。

 放送のあと、ちょっと嬉しいひとときをすごしました。

投稿者 tsukada : 17:09

2010年02月22日

ニュース番組

 本日の新潟放送(BSN)で、病児保育事業について特集がありました。当院も取材を受け、保育室の様子、利用者の声なども取り上げられていました。私(院長)のインタビューも少しでてきました。

 以前はニュースなどで病児保育がとりあげられるときには、この事業がなんであるか、といった「基礎」が主でした。今回はその先に話が進み、事業に対する公的な助成の在り方をテーマにしています。

 病児保育に対する一般の方の認知度が高くなってきた、ということもあるでしょう。取り上げる記者の方の理解も深まり、実はいろんな問題をもっているのだということに気づいてもらえたのかもしれません。

 この事業は厚労省の予算によって事業化されています。国、都道府県、市町村が1/3を出し合って、助成しています。この助成方法が今年度から変更され、これまでの「固定性」から「出来高制」に近い計算方法になりました。その結果、比較的小規模で利用数が少ないところは補助額が少なくなり、経営的に成り立たないという問題が生じてきた・・それが今回の取材意図のようです。

 当院のわたぼうし病児保育室は、この計算方法の変更は、実はあまり影響はしていないのです。なぜなら昨年度までは助成されることなく、自主運営を余儀なくされていたのですから。人件費だけで毎年1〜2千万円、2001年の開設以来、軽く1億円を超える累積赤字をもっています。

 赤字を誇らしくいうのもヘンですが、そんな中でも地域の子育て支援を一生懸命に行ってきた「勲章」だと思い、事業を投げ出さず、継続してきたことを「誇り」に思っています。(私の施設にはもう一つの「誇り」があります・・これまで一人も受け入れを断っていないことです)

 そんな事情なので、今年度から補助額の算定方法が変更されたことは大きなことではありません。補助されるに至ったということ自体が、大きな意義をもっています。行政も、関係団体も、やっとわたぼうし病児保育室の存在を認知し、その事業の公共性を認めていただいた・・そんなふうに考えています。

 今年度から補助をいただくことになり、保育士(現在常勤4名、パート4名)などの人件費の一部をカバーできるようになりました。それでも赤字(医院からも持ち出し)がなくなるわけではありません。人件費以外にも施設設備費、光熱費、消耗品費など、そうとうな経費がかかっています。

 でも、これまでより赤字幅が少なくなるのは事実。今後は余裕を持って、さらに多くの子どもたちに、より良い病児保育を提供できるようになるのではないか、と考えています。実際に市から事業委託を受けたということで、利用者はさらに多くなってきています。期待は今後もっと大きくなっていくことでしょう。それにきちんとこたえていくことが、私たちの責務だと思っています。

 番組の最後で、レポートされた記者の方がこんなふうにナレーションしていました・・「限りある財源ゆえ、ムダを省き、有効に使うことが行政側には求められています。しかしその一方で、営業努力で利用率があがる事業ではありません。効率化だけを求めて社会の緊急避難所を壊してしまうのでは元も子もありません。」

 本当にそう思います。当院では何とかやっていますが、経営者としてはとてもほかの小児科医院におすすめできるわけではありません。安定して経営できることも大切なこと。補助の在り方を見直すべきだという記者の考えに、思わずうなずいていました。
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投稿者 tsukada : 23:34

2010年02月21日

オリンピック

 バンクーバー・オリンピックは前半が終わり、日本はいまいちの成績。まだ「金」はなしです。

 オリンピックの競技を見ていると、どうしても日本を応援してしまいます。当たり前といえばそうですが・・。でもちょっと違和感もあるのです。

 世界中から最高の実力をもったアスリートが集まり、世界最高の競技を繰り広げています。そんなパフォーマンスを見られることが、オリンピックの楽しみです。国と国との争い(?)は二の次のようにも思えます。

 昔、「オリンピックは参加することに意義がある」って、誰かが言ってましたよね。もうあれは死語?

 スポーツのことは詳しくありませんが、お気に入りの選手や団体があれば、その国籍は関係なく応援してもいいのでは。とても素晴らしい競技を見させてもらえれば、その選手たちを心からたたえていいのでは。

 今週はバンクーバー・オリンピックの後半。きっと最高の競技を見ることができるでしょう。もっともっと楽しませてもらおうと思います。

投稿者 tsukada : 22:55

2010年02月20日

今週の感染症情報

◎ウイルス性胃腸炎↑
○インフルエンザ
○マイコプラズマ
△溶連菌感染症
△おたふく
×水ぼうそう
×麻疹
×風疹

 --------------

 今シーズンのインフルエンザはほとんど新型のみ。その流行はすでにピークを越え、今はおだやかな発生状況です。今のところは季節性インフルエンザの発生はほとんどおきていません。このまま終息してくれるといいのですが・・。

 かわって感染性胃腸炎の流行が拡大中。大半はノロウイルスだといわれています。嘔吐の程度が軽く、すぐに水分などがとれるようになればいいのですが、長びくと脱水が心配。ぐったりしている場合には早めに受診をして下さい。

 その他の感染症も少なめでした。

投稿者 tsukada : 13:53

2010年02月18日

ウイルスの勢力交代

 このところインフルエンザの発生数はずいぶんと少なくなりました。秋に大きな「山」があり、真冬にもう一つ、そしてもっと大きな「山」が来るだろう・・そんなふうに言われていましたが、どうもそうではなかったようです。

 今シーズンのインフルエンザは新型が大半。季節性インフルエンザはほんの少しで、その中でもAソ連型はゼロという状況。このままいくと、季節性インフルエンザの流行もなく、終息に向かっていくかもしれません。

 かわって増えてきたのは感染性胃腸炎(おそらくその大半はノロウイルスによるものだと言われています)。例年では秋から初冬に大流行し、真冬から春にかけてしだいに減少していきますが、今シーズンはちがっています。

 一番流行するはずの時期には新型インフルエンザが猛威をふるい、胃腸炎はわきにおいやられていたよう。そしてインフルエンザの勢いが収まってくると、それを見計らっていたかのように流行が拡大してきました。しばらくは注意が必要です。

 ウイルスは生物ですが、それ自体が何かを考えて増殖したり、進化したりしているわけではないはずです。でも、大きな視点にたつと、何かの意思がそこには働いているように思えてきます。自然の摂理の奥深さを感じます。

投稿者 tsukada : 23:59

2010年02月16日

新潟放送の取材

 今日は終日、新潟放送(BSN)の方が取材に訪れておられました。当院のわたぼうし病児保育室の様子を主にカメラをまわしておられました。

 朝の預かり、日中の診察、看護師の健康チェック、そして夕方のお迎え・・食事やお昼寝も含めて、一日を丸ごと収録していかれました。

 最後に院長へのインタビュー。

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 記者の方から問われるままに(問われた以上に?)お話をさせていただきました。例によって、ちょっとしゃべりすぎたかも。きっと編集作業が大変でしょう。ご苦労様です。

 関心をもっていただいたのは、わたぼうし病児保育室の運営。開設してもうすぐ9年になりますが、断ることなく全てのお子さんをお預かりすることをモットーにし、それを実践してきました。どうしてそれが可能なのか・・そんな点をじっくりお話ししました。

 放送は来週月曜(22日)の夕方、6時台の県内ニュースの中で特集されるそうです。新潟放送(BSN)という名前のとおり、新潟県内だけの放送になりますが、視聴可能な方はぜひご覧になって下さい。

投稿者 tsukada : 19:30

日本脳炎予防接種について

 8歳のお子さんをお持ちの方から、日本脳炎の予防接種をまだ受けていないがどうすればいいか、というお問い合わせをいただきました。

 日本脳炎予防接種については、国の方針が分かりづらく、現場ではずっと混乱してきました。保護者の方も理解できていない方が多いことと思います。

 従来からのワクチンについて副作用が問題になり、平成17年にいったん「中止」されていますが、正確には「中止」ではありません。制度もそのまま残っていますし、ワクチンの生産も続いています。自治体が住民に対して「積極的に勧奨しない」という扱いが正確な表現です。

 接種を希望される方は公費による接種を受けることができる、ということでもあります。この点が十分に理解されてこなかったようです。

 昨年6月に、より副作用の少ないワクチンが供給されるようになりました。これで一挙に解決・・かと思ったのですが、そうではありませんでした。初年度は生産量が少ないために、やはり「積極的な勧奨はしない」という扱いです。しかし、希望される方は新しいワクチンを使って、公費で接種を受けることができます。(2期については従来のワクチンに限定)

 次の年度(今年4月以降)には、以前と同じように「積極的に勧奨」することになるでしょう。また公費の対象年齢が1期は7歳半未満までとなっていますが、この枠を拡大し、対象年齢をすぎているお子さん達にも同じく公費によって接種することができるよう、対応されると思います。

 詳しいことが決まりましたら、自治体から案内がありますので、ご覧下さい。なお、日本脳炎は夏に発生する病気ですので、接種は夏前に終わらせておかれるといいでしょう。

 危惧していていることがあります。数年間はほとんど受ける方がいない状態でしたので、それらのお子さんが一斉に接種を受けると大きな混乱が生じてしまう可能性もあります。新型インフルエンザ予防接種と同様なトラブルがおきないと良いのですが。

投稿者 tsukada : 10:57

2010年02月14日

公園は雪の中

 今日はとても良いお天気になりました。温かい日差しの中、恒例のお散歩です。

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 お城の周りはお堀なのですが、水面が雪で覆われています。昨日降った雪がとけず、そのままになっているよう。すっかり「雪のお城」です。

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 お堀にかかる橋も雪の中。ちょうどお昼というのに、訪れる観光客も、市民の姿もありません。

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 そんな公園を、ほとんど一人(?)占めしてのお散歩になりました。ちょっと満足したかな。

投稿者 tsukada : 21:26

2010年02月13日

今週の感染症情報

◎ウイルス性胃腸炎↑
○インフルエンザ↓
○マイコプラズマ
△水ぼうそう
△おたふく
×溶連菌感染症
×麻疹
×風疹

 --------------

 インフルエンザの流行は引き続き下火に向かっています。これまでほとんど新型であり、季節性インフルエンザの流行はおきていません。今後の予想は難しいのですが、このまま終息に向かう可能性もあります。しかし油断は禁物。引き続き注意をしていて下さい。

 胃腸炎の発生数が多くなっています。昨年の秋から初冬にかけてほとんど発生せず、今シーズンはずいぶん遅れての流行になっています。脱水をおこしやすく、点滴治療が必要になることもあります。ぐったりとしている場合には早めに受診して下さい。

投稿者 tsukada : 21:13

2010年02月12日

倒木

 雪は時として大きな災害をもたらします。雪崩もよく起きています。雪が降った後、気温が高くなってくると要注意です。

 木をなぎ倒すこともあります。倒木です。

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 昨日、近くの公園を散歩しているときに見かけた光景。樹齢数百年はあろうという大きな松の木が、根元からごっそりと倒れています。

 幸いなことにお堀の中に向かって倒れているので、道をふさいだり、家などを壊したりしていません。お堀との間に歩道があるのですが、すでに雪で封鎖された状態なので、その点でも被害なし。

 人様にご迷惑をかけずに逝ってしまいました。見事です。

 できれば・・薪として最後のお役目を果たしていただけると、人間社会に貢献ができるのですが。我が家のストーブが待っています。どうぞお声かけくださいませ(^_-)

投稿者 tsukada : 17:53

2010年02月11日

冬の休日

 今日は建国記念日の祝日。完全オフだったので、ゆっくりと過ごせました。

 近くの公園にお散歩です。

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 雪に埋まりながらの散歩になりましたが、ワンちゃんは楽しそう。このところずっと忙しく、久しぶりの散歩だったからかもしれません。

 午前中は曇り、午後からは雪が少し。今夜から明日の朝まで、また積もるかも。

 2月中旬・・まだまだ春は遠いようです。

投稿者 tsukada : 23:59

2010年02月09日

世界のトップ企業として

 新型プリウスなどがリコールされることになりました。ブレーキ制御の不具合で、一瞬ブレーキが効かなくなるというトラブルです。

 そのままブレーキを踏み続けていればブレーキは通常通り作動するとのことで、実際にブレーキがかからないという状況にはならないようです。

 だからといって当初の説明で「運転者の感覚の問題だ」「改修の必要はない」としていたのは、やはり問題だといわざるをえません。自動車の安全装置に対して、その程度の認識しか持っていないということを、世界にしめしてしまったともいえます。

 一瞬ブレーキが効かなくなるのは、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動した時のよう。これは雨や雪などですべりやすい路面でブレーキをかけたとき、タイヤがロックされてしまうことを防ぐ装置。雪国も自動車には必需品といってもいい安全装置です。

 ABSが働く環境というのは、まさにスリップしそう、あるいはスリップしている状況。ドライバーは悪路の中で緊張して運転をしているはず。ほんの一瞬でもブレーキが効かないと感じたとき、パニックをおこしてしまうかもしれません。

 そこまでいかなくても、安全に運転できるか不安に思うことでしょう。そんな情景が、私には簡単に思い浮かびます。

 自動車メーカーの人たち・・トップの人たちだけではありません。プロの整備士や技術者がたくさんいるはずです。あるいは、ほとんどの社員は運転でできるでしょう。そんな人たちが、ブレーキ・システムに対して鈍感でいることに、本当の問題があるのではないかと思ってしまいます。

 以前このブログで「慢心」という言葉を使いました。世界のトップ企業になったことで、どこかに「慢心」があったのではないか。そう思えます。

 対応が遅いというのもずいぶんと問題になっています。プログラムにトラブルの原因があることは、すでに分かっていたわけです。今年からはこっそり(?)新しいプログラムを使っているのですから。技術的には可能だったわけですから、改修をしない・・そもそも公表もしない、というのは、そうとう高度は「経営的判断」があったのだと思います。

 そしてその経営者のトップがマスコミを通じて顔をだしたのが5日。いろんなことを話しても、それが言い訳に聞こえてしまうのは、すでに後手に回っているからでしょう。

 さてこの問題。日本だけではなく、アメリカやヨーロッパでも大きな問題になっています。おきてしまったのはもう仕方のないこと。でもこれからの対応をきちんとしてほしい。

 トヨタは日本のトップ企業であるとともに、世界のトップ企業でもあります。そんなトヨタが、大企業らしく、きちんと解決することができれば、あらためて企業活動は確固たるものになるでしょう。

 期待をこめて見守っていきたいです。

投稿者 tsukada : 16:29

2010年02月07日

無事です

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 新潟は大雪になりました。とくに昨日は猛吹雪。県都・新潟市では、100台以上の自動車が雪に埋もれて立ち往生したそうです。

 でも今日は晴れ間も見えるほど。冬型の天候は峠をこえました。

 上越は大丈夫かと声をかけていただいていますが、新潟市よりも雪が少ないです。それに、いつものことですから。

 今日の「朝日新聞」に、雪にうずまった上越市の写真が載っています。私の住んでいる高田地区です。本当に雪ばかり。(記事の大見出しが「吹雪で一時100台立ち往生、76人避難 新潟」とあり、これが上越市でおきたことかと間違えた方もおられるようです。この記事はネット版でもご覧いただけます)

 このまま春になってくれる・・そう信じたいのですが、まだ早いでしょうね。もう1、2回、ブリザードに襲われるかも。それが雪国。そう思っていないと、やっていけませんから。

投稿者 tsukada : 21:01

2010年02月06日

今週の感染症情報

○ウイルス性胃腸炎↑
○インフルエンザ
○マイコプラズマ
△溶連菌感染症↑
△水ぼうそう
×おたふく
×麻疹
×風疹

 --------------

 新型インフルエンザの流行は続いていますが、勢いは弱く、昨年秋よりも小さくなっています。先週からは感染性胃腸炎が増大し、インフルエンザの患者数よりも上回っています。今月は両者の流行が続くことでしょう。

 溶連菌感染症、水痘なども今シーズンは少なめです。おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は今週は当院では見かけていません。麻疹、風疹の発生の引き続きおきていません。

 大雪になっています。冬らしいお天気がしばらく続くことでしょう。体調管理や交通安全にくれぐれもご注意下さい。

投稿者 tsukada : 13:53

2010年02月04日

立春

 今日は暦の上では「立春」だそうです。でも、どこを見回しても「春」は見えてきません。見えるのは・・雪ばかり。

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 今朝の雪景色です。街灯の上に数十センチの高さで雪が積もっています。夜のあいだ、風がなく、おだやかな降り方をしていたようです。

 当地には大雪警報がだされ、交通はあちこちで止まっています。空港も閉鎖。

 外来を訪れる患者さんも少なめです。こんな日は外出するのは危険、無理をしないほうが良いですよね。

 でも、昼に行っている乳児健診はほとんどの方が来院されました。予約をいれてあり、働いているお母さんは休みをとっているので頑張って運転してこられるようです。お疲れ様です。

 午後からは雪がやみ、今は日が差しています。夜はどうでしょう。天気予報では大雪が続くとか。

 やっぱりここは雪国です。立春になっても、春はまだまだ遠いところにいます。

投稿者 tsukada : 15:15

2010年02月02日

空を飛ぶって

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 先日飛んだ飛行機です。てっきりジェット機かと思ったんですが、双発のプロペラ機でした。

 新潟−中部国際・・小さな路線なのですね。1日2往復あり、便利は良いのですが、利用者はさほど多くないのかもしれません。

 でもプロペラ機だったために、低めを飛んでいて、我が故郷を眼下に見ることができました。空撮までしてしまいました。

 空を飛ぶって、気持ちいいですし、すてきなことですね。パイロットにあこがれる気持ちが分かるような気がします。

 パラグライダーに人気があるのもうなずけます。空を飛ぶ体験が気軽に(?)できるのですから。市内にはパラグライダーのスクールもありますが、ちょっと魅力を感じてます。

 もっともこの歳になってするものではないかも。周りに話すとゼッタイ止められるでしょうね。年寄りのすることではないって。

投稿者 tsukada : 15:27

2010年02月01日

空の上から

 昨日は航空路ででかけました。新潟空港から中部国際空港(セントレア)まで、1時間ほどのフライトです。

 出発時は晴れ。まずは新潟の海岸線を南下していきました。眼下を見ていると、見慣れた風景です。そう・・私の住んでいる上越市の上を通っていきました。

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 思わず写真を撮っていました。雪で覆われた冬景色。その中に河川、道路などが黒く見えています。写真の左から右に流れているのが関川です。その先は日本海。

 関川の左岸に高田の町並みがあり、河口付近に直江津の町が広がっています。写真の右上の方には、上杉謙信で有名になった春日山が見えています。

 そのまま進んでいくと、妙高山の勇壮な姿が見えてきました。そして黒姫山がその左側に並んで見えると、そこから長野県です。

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 ほんの少しだけですが、空の上から自分の住んでいる街を見下ろすことができました。初めての体験。ちょっとした遊覧飛行になりました。

 ずっと仕事が続いていたので、ちょっとしてご褒美?・・・天に召された方からのプレゼントだったのかもしれません。

投稿者 tsukada : 16:02