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2010年03月19日
続・反響
「保育士が6人いるってすごい」−−平均すると毎日8人の病児をお預かりしていますが、変動が大きく、保育士にある程度余裕が必要。そのために多めの人員配置になっています。1日8時間労働を守り、休憩時間をきちんととれるようにするためにも、多めにいないと、勤務体制がうまく組めません。
取材は8〜9月で、夏場は利用者がやや少なめ。冬場は子どもたちが風邪などをよくひくので、小児科外来も「繁忙期」になりますが、病児保育室の利用も多くなります。そのため、冬季は「保育士8名」の体制をとっていました。ちなみに今日は12名の子どもたちがわたぼうし病児保育室を利用しています。
採算はあいません。とくに昨年度までは行政からの助成はなかったので、経費の大半を医院からの持ち出しで運営していました。今年度、ようやく市の事業を受託し、補助がいただけるようになりましたので、赤字額は大幅に減っています。それでも人件費がまかなえる程度で、まだ十分とはいえません。まして、これまでに作ってしまった累積赤字はそのままです。
しかし経営状態によって保育士数を決める、などということはしたくないと思っています。病児保育の利用が多くなり、必要性が高まれば、それに見合った保育体制を作る(逆に利用が減れば縮小することもあるかも)。それが「経営」の基本だと思っていますので。
投稿者 tsukada : 2010年03月19日 11:41