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2010年05月07日

新旧交代

 当院は1990年6月に開業。もうすぐ20年になります。その最初から変わらずにあったもの・・待合室の壁掛け時計はその一つです。

 からくり時計になっていて、1時間毎にオルゴールがなり、12体の人形が顔をだします。医院に入って真っ正面にかけていますし、その大きさからもきっと目立っていることでしょう。

 その壁掛け時計が壊れてしまいました。以前から人形の動きが悪くなったり、扉が開かなくなったりして、修理をしてきました。最近また調子が悪くなってきました。加えてオルゴールの音も・・なんだか調子外れになってきました。

 今回も修理を考えたのですが、見積もってもらうと何万円か、それ以上かかりそう。もしかしたら買ったときと同じくらいするかも、と言われてしまいました。

 そこで新しい壁掛け時計を購入することにしました。その時計がこれです。

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 同じものを探したのですが、もう生産していませんでした。その後継機(?)ということなのでしょうか、同じくらいの大きさで、同じようなからくり時計を見つけました。

 20年もたつとデザインがずいぶんとかわるものですね。全体の形も、一つひとつの人形もあかぬけして(?)、ちょっとヤンキーになったよう・・。

 これからずっと、来院される子どもたちを楽しませて下さいね。

 初代壁掛け時計は開院から20年ほど、時を刻み続けてくれました。2代目は今から長く働いてくれることでしょう。もし20年後としたら・・私は73歳。まだ診療を続けているかな? この医院も続いているかな? ちょっと心配ですが。

 ところで初代の時計も、場所を変えてまだ生きています。当院に併設しているわたぼうし病児保育室で第2の人生(?)を送ることになりました。

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 完璧な形ではないけれど、まだまだちゃんと時刻を知らせてくれます。末永く動き続けて下さいね。あなたは当院の歴史を刻んでいるのですから。

投稿者 tsukada : 2010年05月07日 16:52