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2010年06月30日
サムライ日本
暑い夏になっています。気温が高く、湿度も高い・・そしてサッカー・ワールドカップの熱戦が、もっと暑さが増していました。
日本対パラグアイ戦。1次リーグを勝ち抜け、決勝トーナメントに進出。すでに16強に入っている日本とパラグアイが、8強を目指しての戦いです。
実況中継を見ながら、きっと日本中で暑くなったことでしょう。本当にすばらしい試合でした。こんなに日本がやってくれるとは思っていませんでした。
結果は延長戦も含めて0対0。最後のPK戦で、惜しくも負けが決まってしまいました。8強に入ることはできませんでしたが、でも立派な戦績です。
体格の点でも、運動能力の点でもつい劣等感をもってしまいがちな私たち日本人ですが、世界で十分通用することをよく教えてくれました。
そして、日本中から寄せられたバッシングの嵐の中で、これだけの戦いをしたことに、心から敬意を表します。
岡田監督、そして選手の皆さん、お疲れさまでした。
投稿者 tsukada : 21:19
2010年06月29日
日本脳炎予防接種の追加日程
今シーズンから実質的に再開された日本脳炎予防接種については、当院ではここ2か月間、土曜午後に特設外来を設けて対応してきました。平日の診療時間内でも接種を行っているので、そうとう多くの方に接種を受けてもらうことができました。
その土曜午後のワクチン外来も、先週で終わり。今週からは通常の診療体制に戻っています。しかし、まだ接種の希望者が多数おられるようで、時間枠を別に作って対応することを検討してきました。
その結果、今週と来週の2週間にわたり、火曜と金曜の夕方6時より日本脳炎予防接種をお受けすることにしました。都合4回です。
ご希望の方はどうぞご利用下さい。
投稿者 tsukada : 08:38
2010年06月28日
眠れない夜
過ごしにくい日々が続いています。気温が高いだけではなく、湿度もそうとう高いです。
室内はエアコンが必需。外に出ると湿り気で重くなった空気がまつわりついてきます。
この時期、私のようなメガネ族には困ったことがよくおきます。メガネがすぐにくもるのです。
昨日も自動車から降り、スーパーマーケットの入り口に立ったところでメガネが真っ白に。じきに見えるようになるだろうと思ってそのまま立っていましたが・・私のまわりには不思議そうに見ている人がいました。白いメガネをかけて立ち止まっている人がいたら、確かにおかしな光景でしょうね。
雨が降っているだけでも困ります。曇ってもそのままでいずれ透明になります。しかし雨だれがつくと、見えはするのですが、水滴が目の前で視野を妨げます。小さな雨の滴(しずく)であっても、けっこううジャマになるものです。
夜も寝苦しいですね。こんなお天気はしばらく続きます。十分な睡眠をとるなど、体調に気をつけてお過ごし下さい。
もっとも・・明日の夜は日本中が寝不足になるでしょうね。サッカー・ワールドカップの日本対パラグアイ。決勝トーナメントを戦うなんて誰が予想していたでしょう。でもここまで来たのですから、やっぱり頑張ってほしいですね。
投稿者 tsukada : 11:59
2010年06月27日
プール事故予防システムを考案しました
今日、市内のあるプールで小学生が溺れるという事故がありました。報道によれば、一緒に来ていた父親が、なかなか水からあがってこないのを心配して、水底に沈んでいる我が子を見つけたのだそうです。
直ちに病院に運ばれて手当を受け、重症にはならずにすんだということで、ほっとしています。でも、やっぱりプールは危険ですね。
ではどうすればいいのか・・。危険だということでプールを禁止するのは簡単ですが、でも短絡的。根本的な解決ではありません。
やはり安全に利用できるような対策が必要。飛び込んだり、水中でふざけ合ったりなどの「危険行為」は禁止です。
しかし普通に泳いでいても溺れたり、具合が悪くなったりするもの。その可能性を少なくするとともに、いざという時にいち早く異常をキャッチし、救助の対応がとれるようにする。その後の救命がきちんとできないようでは論外ですが。
私も週に何回かスポーツクラブでプールを利用しています。今日も行ってきましたが、泳ぎながらふと不安に思うことがあります・・もし溺れたら、ちゃんと助けてもらえるか、と。
監視の職員が必ずプールサイドにいますが、利用者が多い時には全ての人に目がいくことは無理でしょう。死角になることもあるかもしれません。
そもそも、水の外から水の中の人を監視することができるのか、という疑問があります。水面を泳いでいる人は見えるでしょうが、潜っている人は、やはり見えづらいでしょう。そこに万一のことがおきたらと思うと、そこに潜んでいる危険は決して小さくはないようです。
そこでアイデアを一つ。人の目で無理ならコンピューターを使ったらどうだろうか。カメラを多数配置。水中にも、天井にも。人の目の代わりをしてもらう。
単なる監視カメラではなく、利用者の全てを個別に追尾するシステムを構築。そして通常とは異なる動きがあったり、一定の時間動かなくなったりしたら警告を発し、近くの監視員に情報を伝え、人の目によって再確認させる・・。
カメラによる映像処理が困難なら簡易な方法も考えられます。利用者に小さな発信器を身につけてもらい、同様に動きを追って行きます。
そんなシステムも、すでに技術的には十分に可能でしょう。そこまでしなくてもと思われるかもしれないけど、そうでもしなくてはプールの事故を少なくすることはできないのではないか、とも思います。
さて、こんなシステムを開発し実用化する企業は現れるでしょうか。ぜひ期待しています。
なお、その際にはアイデア料を多少いただけると喜んじゃいます。
投稿者 tsukada : 23:25
2010年06月26日
今週の感染症情報
○胃腸炎↓
○マイコプラズマ
△水ぼうそう↓
△手足口病
△おたふく↓
△りんご病
△溶連菌感染症
△ヘルパンギーナ
×麻疹
×風疹
--------------
春からずっと流行していた胃腸炎は、ようやく患者数が少なくなり、あと一歩になりました。もともとは秋から冬にかけてはやる感染症。いったん発生がなくなるものと思います。
水ぼうそう、おたふくかぜなども発生数が減少。溶連菌感染症も少なめです。
かわって、いわゆる「夏かぜ」が増加中。手足口病は全国的にはすでにそうとう流行(当地ではまだ少なめ)。喉の痛みと高熱が特徴のヘルパンギーナも、今週、当院では今夏初めて確認しました。いっぱんには夏場のウイルス感染症は軽くすむものが多いです。
梅雨の蒸し暑い天候です。体調管理にご注意下さい。
投稿者 tsukada : 14:18
2010年06月25日
チームプレイの勝利
さわやかな夜明けでした・・というより、朝日が登り、そらが明るくなる様子を見ること自体がずいぶんと久しぶりでした。
そんな時間に起きていたのは、言うまでもなくサッカーの試合中継を見るため。ワールドカップの日本対デンマーク戦は見応え
ある試合でした。
3対1で勝利。そして決勝トーナメント進出を決めました。けっして強いとはいえない日本にとって、まさに快勝でした。テレビ観戦ではありますが、その「歴史的瞬間」をリアルタイムに体験できたことは、素直にうれしいです。
日本に対するメディアの評価は一変しました。守備の堅固さを賞賛し、攻撃が魅力的だと褒め称えています。日本のサッカーは、私たちも知らないところでずいぶんと進化していたんですね。
岡田監督がインタビューに応えて話していました・・サッカーがチームプレイであることをあらためて教えてくれた、と。
選手一人ひとりの体格や能力からすれば、日本人はヨーロッパや南米より劣ることはあきらか。しかし、チーム一丸となって戦い抜くことができれば、身体能力の弱点をカバーしても余りあることを証明してくれました。
そんな闘いぶりは、日本と日本人に大きな勇気と自信を与えてくれたような気がします。きちんとねらいをつけ、するべきことを丁寧に、あきらめずにやり遂げることで、大きな成果が得られる、と。
さて次は決勝トーナメント。どんな闘いを見せてくれるのか、すっごく楽しみになってきました。
投稿者 tsukada : 23:56
2010年06月23日
真夜中のブブゼラ
最初は戸惑っていました。テレビでサッカー中継にチャンネルを合わせると(←けっこう古い表現)、ヘンな音が聞こえ、ずーっと流れています。
それが「ブブゼラ」という応援用のラッパだというのが、しだいに分かってきました。一つのブブゼラの音はさほど大きくはないようですが、多くの観客が同時に吹くので、大音量になるというわけです。
あまりの大きさに、中継のアナウンサーの声が聞こえにくくなります。いつもよりも大きな声で話している(時にはどなっている?)ようです。
選手もやりづらそうですね。監督の指示も聞こえず、お互いのかけ声も耳に入っていないよう。相手選手が後ろからマークに来ても、音の気配や仲間からの声かけが分からず、簡単にボールを奪われる場面もときどき目にします。
最初がそれが何の音か分からず、しばらくは迷惑だと思っていましたが、しだいに気にならなくなってきました。放送局がブブゼラの音だけをカットして、音量を下げているのかもしれませんが、慣れてきたということもあるのでしょう。
夜中にテレビをつけ、サッカー中継を見ていることも多くなってきましたが、ブブゼラの音が耳について、ベッドに入ってもしばらくは耳鳴りのように、低く鳴り続けていることもあります。
先日、真夜中に目を覚ましたとき、ブブゼラの音が聞こえてくるような感覚がありました。本物のブブゼラより低い音ですが、確かにそれは外から聞こえてきます。それは・・カエルの鳴き声でした。
自宅のすぐ近くに公園のお堀があり、そこにたくさんのカエルが住んでいます。けっこう大きなカエルもいて、その鳴き声はずいぶんと音量が大きく、いっせいに鳴くためにサッカー会場のブブゼラのような状態になるのです。
明日の真夜中は、ぜひブブゼラの音を聞きたいと思っています。日本の第3戦・・デンマークとの試合です。勝つか引き分けで決勝トーナメント進出を決定します。
日付は一つ進んで、正確には明後日(25日)の未明。午前3時30分にキックオフ。日本が快勝し、気持ちよく「真夜中のブブゼラ」を耳にしたいものです。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月22日
CMのないサッカー中継なんて
南アフリカでのサッカー・ワールドカップが繰り広げられています。日本が出場しているということもありますが、あまりスポーツ好きではない私もときどきテレビで試合を見ているくらいですから、日本中、いや世界中で熱気が高まっていることでしょう。
今日の夕刊に面白い記事がありました(新潟日報)。日本の試合が始まると水道の使用量が減り、ハーフタームに入ると使用量が急増。試合後半はまた減って、終わるとまたドンと増える・・。
水洗トイレで水を流すのがこの水道使用量に反映していることは想像にかたくありません。試合中はテレビから離れず、試合が休みに入ったり終わったりすると日本中で一斉にトイレに走っているのでしょう。
NHKのアナウンサーが放送の中で「NHKにはCMはありませんから」としゃべってしまい、後日お詫びをしたとか。ワールド・サッカーの中継はNHKの方針が単独で行っているわけではありません。
高額なテレビ放映権を民放といっしょに購入し、共同して放送しています。それなのに「CMがないからNHKで見てちょうだい」などと言われれば、民放は怒り出すでしょう。さっそく抗議があり、「配慮に足りない表現があった」と謝罪したというしだいです。
でも・・CMがあったほうがいいのかもしれません。45分の試合中は民放もぶっ通しで放送します。ハーフタイムくらいはテレビの前から解放してあげなくては、日本中で膀胱炎の患者さんが大量発生してしまうかも。
こんなことは実はときどき感じています。NHKの放送では、途中で中休みがないために、トイレにいったり、水や食べ物を持ってきたりするタイミングが難しい。CMはいらないけれど、途中休みがほしいな、って思うこともあります。
もっともCMを提供しているスポンサーはどんなふうに考えているのかな。誰も見ていないテレビでCMが流れている間、トイレでは大量の水が流れているなんて。水道水にCMを混ぜ込んで流した方が効果的かも・・。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月21日
また新潟県・・
新潟市美術館でクモが発生し問題になっていたころ、新潟県内で別のトラブルが発生していました。佐渡で飼育されていたトキ9羽が殺されたという事故(事件?)です。
ご記憶に新しい方も多いと思います。日本からはすでに絶滅してしまったけれど、中国からもらい受けたトキを増殖させ、野生復帰させたいとして飼われていたトキ。
佐渡トキ保護センターのゲージ内でいた9羽のトキが、ある朝襲われて死んでしまいました。後日分かったことは、テンが外部から自由に侵入できる状態であり、おそらくテンが「犯人」だろうということでした。
ゲージにはテンが通過できる数センチ以上の穴がありました。たまたまできた、あるいは時間の経過によってできてしまった穴ではありません。設置時からあり、それも数百か所というから、驚きました。
このゲージは環境省が作らせたもの。どの段階でできたものかは、外部の私には分かりません。設計の上の問題なのか、工事の施工上の問題なのか。設計図のひいた側の責任なのか、工事を行った側の責任なのか・・。
いずれにせよ、完成され、使用されていたゲージに、肉眼でハッキリ見える(見えるはず)の穴が多数開いていたわけですから、とてもプロがやっていた仕事とは思えません。
穴があったのはゲージだけではないようです。トキ保護プログラムの中にどっかりと「穴」が開いていたのでしょう。
数か月まえの出来事になりますが、新潟市の水族館でのトラブルを知り、次々と「不祥事」を思い起こしてしまいました。
失敗から学びましょう。転んでもただでは起きない精神。「七転び八起き」。
そして「他山の石」も大切。他でのトラブルが、自分の関わっている中で起きないか、検討してみて下さい。無料の教科書。いや、将来のトラブルを防ぐことができれば、マイナスがゼロになるわけですから、大きなプラスです。「人の振り見て我が振り直せ」。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月20日
また新潟市・・
新潟市の水族館での魚大量死の話を聞いたとき・・またか、という思いがありました。新潟市では昨年から美術館で「不祥事」が続いているからです。
昨年、館内でカビが発生するという出来事がありました。夜間に空調を切ったために湿度が上昇したというのがその原因だとか。美術品の管理という、一番基本のところをどうとらえているのか、はなはだ疑問に思わざるを得ません。
今年に入ってからは民具などの展示中にクモが数十匹発生してしまいました。これは持ち込んだものの消毒などの処理や準備が不十分だったことに起因しています。
管理体制に問題ありということで、この春に予定されていた国宝展は直前に中止になりました。貴重な仏像などにカビがはえたり、クモなどがついてしまっては大変です。何より、基本的に信用できない、と国側が判断したのでしょう。
責任をとって市長は減給、館長は更迭されました。(当時の館長の北川フラム氏は、私の高校の先輩にあたる方で、アートディレクターとしては高い評価を受けておられるそうです。残念ながら、管理能力には問題があった、ということなのでしょう)
そんなことをおこした新潟市で、またまた水族館のトラブル。今回は消毒薬の誤投入で魚の大量死をおこしてしまいました。
しっかりして!って思わずつぶやいていました。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月19日
今週の感染症情報
○胃腸炎
○マイコプラズマ
○水ぼうそう
△おたふく
△りんご病
△溶連菌感染症
△手足口病
×麻疹
×風疹
--------------
冬場の感染症の代表格である胃腸炎は春以降もずっと流行し、今もまだ発生が続いています。発生数は減少傾向ですが、引き続き注意をして下さい。
水ぼうそう(水痘)、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、溶連菌感染症なども目立っています。いずれも伝染力が強く、園など集団発生が見られています。
りんご病(伝染性紅斑)も流行中。子どもがかかっても軽いのですが、大人がかかると重い症状がでます。妊婦さんがかかると流産の危険があります。
夏かぜの一つである手足口病は、少しずつ増えているという印象です。
投稿者 tsukada : 17:33
2010年06月18日
魚の大量死
新潟市の水族館「マリンピア日本海」で、大量の魚が死んでしまうという事故(事件?)がおきました。最大の水槽に、消毒のため(?)薬剤を入れたところ、7000匹ほどの魚が死亡したというものです。
ニュースでその映像がながれていましたが、ふだんは海水魚が群れをなしたりしながら泳いでいる水槽が、ほとんとカラの状態。死んだ魚が水底に沈み、それを袋に詰めている様子や、死骸が山積みになったトラックの荷台なども映されていました。
水槽内を消毒するために「次亜塩素酸ナトリウム」を入れたのが、魚を大量死させた原因だそうです。とっても考えられない事態です。
私も医院で2個の水槽に熱帯魚を飼っています。水槽内の掃除や水交換については、素人の私でさえ(素人だから?)慎重に行います。水道水を使いますが、その中のカルキ(塩素)を薬液で中和してからゆっくり水槽内に入れていきます。小さい魚だけに、温度や水質の変化には敏感ですから。
次亜塩素酸ナトリウムは広く使われている消毒剤(殺菌剤)です。家庭のキッチン用では「ハイター」という商品名が有名ですが、医療現場でもノロウイルス対策で大いに活躍しています(ノロウイルスはアルコールでは消毒できないため)。
使用時はそうとうに薄めて使います。特有の臭いがあり、調理器具などに使用したあとは、さらに水で流したり、日光にあてたりしていることも多いです。
通常は水槽内には使わないはずの次亜塩素酸ナトリウムを、どうして投入してしまったのか。イルカなどの水槽では使用しているということで、その延長で安易に、何も考えもせず使ったようです。
水族館の飼育員・・魚を世話するプロが、こんな程度のことをしてしまうのかと思うと、あきれます。死んだ(殺された)魚たちが、死んでも死にきれないでしょう。
水族館で仕事をしている人が、魚のことを大切にしていなかった・・そんなふうも思えてきます。残念でなりません。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月17日
常識?非常識?
昨日からは太陽が強い日差しを作っています。先週から梅雨入りしていますが、ちょっと一休みというところでしょうか。
でもカラッとした暑さではなく、湿度が高く、蒸しています。やっぱりしばらくは梅雨空が続きます。明日の午後からはまた雨になるとか。
喘息の子どもたちが不調です。発作をおこしている子が多くなっています。こちらも天候が大いに影響しているようです。
こんなお天気なのに、感染性胃腸炎がまだ流行中。ノロウイルスなどによるものですが、冬場の代表的な感染症です。昨年秋から初冬にかけては全くといっていいほど発生せず(ちょうど新型インフルエンザが流行していました)、数か月遅れで流行が始まり、まだ終息していません。このまま次の流行シーズンに突入する・・なんてことにはならないか、心配です。
昨年の今頃は新型インフルエンザを警戒していました。日本の第一弾は関西の高校生を中心にした流行。夏には沖縄で流行し、秋以降は全国に拡大していきました。
インフルエンザも冬場の感染症だと思っていました。「冬の胃腸炎」「冬のインフルエンザ」・・そんな常識がすっかり覆されています。
常識が常識ではなくなる。常識を思いこむことが非常識なこともある。常識を見直すところに新しい常識が生まれる。
医者を長くやっているとだんだん「医師頭(いしあたま)」になるのだそうです。小児科医院を開設して20年・・これからも柔らかい頭でいたいと思っています。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月15日
快挙
惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰ってきました。7年もの長いあいだ宇宙空間を旅しての帰還です。
太陽系の小惑星「イトカワ」を目ざして打ち上げられました。イトカワは地球の近くを動いている惑星の一つ。
イトカワの直径はわずか330メートルなのだそうです。そんな小さな、宇宙の中では「ゴミ」のような惑星にたどりつき、そしてまた戻ってくるなんて、ものすごい技術です。感動します。
近くまで寄って観測していますが、長細い形をしています。関係者の中では「ラッコ形」と呼ばれているのだそうです。私にはピーナッツ形に見えますが。
最大のミッションはイトカワの表面物質を持って帰ること。はやぶさからロボットを降下させ、サンプリングする計画でしたが、これは失敗。しかし、このときにもしかしたら舞い上がった砂状の粒子を回収用カプセルに閉じこめ、持ち帰ることができたのではないか、と期待されています。
はやぶさは地球に帰ってきましたが、途中では重大なトラブルに見舞われ、命からがら・・満身創痍だったようです。燃料系が故障し、太陽電池だけをかろうじて動かしていたのだとか。
イオンエンジンも4基全てが故障し、飛行が不可能になりましたが、ウルトラC球の裏技(?)で復活させることができました(プラスとマイナスのイオンを使って推進力にしますが、別々のエンジンの、それぞれ生きている部分を使って、その役割を果たしたのだそうです)。
NHKの番組で研究者の話していることが印象的でした。「予算が少なかったからできたこと」と。それぞれの研究者が全てのことを知りながら開発していたので、万一のことがあっても対処できたというのです。もし潤沢な予算があったら、専門の任された部分しか分からず、想定外のトラブルには対応出来なかったと。
もちろんこれは逆説的な言い方であり、宇宙開発の予算が少ないままでいいと言っているのではないので、これ以上仕分け対象にはしないで下さいね。
パワープレーはできないけれど、小技を使いながら粘り強く、チーム一丸となってやりとげ、最後はちゃんと結果を出す・・これが日本の技術であり、心意気なのかとも感じました。
これって先日のサッカー・ワールドカップで日本がカメルーンに勝った試合を思い起こします。日本も自信をもっていいんですよね。
ところでこの「はやぶさ」は、サンプルが入っているはずのカプセルを安全に地球上に投下したあと、大気圏突入によって自分は燃え尽きてしまいました。最後の最後まで、与えられた使命を全うするその姿勢にも教えられるものがあるようにも感じました・・相手は機械ではありますが。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月14日
開院20周年
塚田こども医院は1990年6月14日に開院。今日で20周年を迎えることができました。
そして今朝からびっくりすることが続いています。お祝いのお花などをたくさん頂戴しているのです。
「女剣劇二代目=あさか香(かおる)」さんは、浅香光代さんの後をついだ須田ひかりちゃんのこと。当地を舞台に作成された映画「絆」で出会い、そのあともずっと家族ぐるみのお付き合いをさせていただいています。
写真に写っていないお花やその他のプレゼントもありますし、祝電も多数いただきました。こんなにみなさんからお祝いをしていただけるなんて、想像もしていませんでした。
正直に嬉しいです。20年間、ひたすら子どもたちのために診療を続けてきたことが認められたという気持ちになります。
そして、まだ20年・・これからも次の10年、そして20年、もっともっと元気に診療を続けていくエネルギーになりそうです。
関係者の皆さん、本当にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
なお、当院を受診された患者さんにはささやかなプレゼントを用意いたしました。明日もさしあげますので、どうぞお受け取り下さい。
投稿者 tsukada : 21:09
2010年06月13日
梅雨入り、そして・・
新潟も今日、梅雨入りです。平年より3日ほど遅いのだそうです。
先週からどんよりしたお天気が続いていました。湿気が多く、ジメジメしていて、いつ雨が降り出してもおかしくないような毎日。梅雨入りの前だったんですね。
今夜はさっそく大雨になりました。今週はこんな蒸し暑いお天気がつづくのでしょうね。
梅雨にはいると必ず思い出すのが、当院の開業当初のことです。1990年6月に医院をひらきましたが、患者さんもまだ少なめで、外の様子をよく眺めていました。
開院して少しすると梅雨に入り、毎日大雨。それまでの人生の中で、外の様子をじっくりと見るような経験がなく、よくもこれだけ雨が続くものだと感じたものです。
そんな思い出もずいぶん昔になりました。今年は開業から20周年。そして明日が、その開業日です。お天気はどうかな?
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月12日
今週の感染症情報
○胃腸炎
○マイコプラズマ
○水ぼうそう↑
○りんご病↑
△溶連菌感染症
△おたふく
△手足口病
×インフルエンザ
×麻疹
×風疹
--------------
胃腸炎はやや減少傾向。すでに峠は越えていますが、終息には至っていません。引き続きご注意を。
水ぼうそう(水痘)は大幅に増加。伝染力が強く、園などで流行がさらに拡大しそうです。
りんご病も増加傾向。子どもにとっては軽い感染症ですが、大人がかかると発熱し、関節痛が強いです。さらに妊婦さんがかかると胎児に悪影響があります。気をつけていて下さい。
水ぼうそうとおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はワクチン接種で予防可能です(任意接種)。
手足口病は当地ではまだ少数の発生です。
投稿者 tsukada : 13:58
2010年06月11日
わたぼうし病児保育室は9周年
暑い日が続いています。梅雨入りが近いためか、湿度が高く、その分よけいに暑苦しく感じます。
当院のわたぼうし病児保育室も「暑い一日」をおくりました。今日の利用者は22名・・先日の28名という大記録(?)には及びませんが、過去3番目の利用者数です。
これまでの9年間の歴史を振り返ると、開設当初は多くても数名という状況から始まり、年々利用者が多くなり、ここ数年は1日あたり8名ほど。増え方はしだいにゆっくりになっていました。
このところの利用者数の増大は、かつてなかったスピードと規模になっているようです。「わたぼうし」を頼りにしていただいているのだと思います。
昨年度から上越市の病児保育事業を受託していることも、今回の利用増の要因になっているのでしょう。行政とともに運営することで、当院の病児保育室がより広く知られるようになっているようです。公的な事業になったことで、親御さんの信頼も増していることでしょう。民間がやっているだけの時とは違いますね。
期待が大きく、いただく信頼が増すことで、よりしっかりと運営していく必要もあります。これまで以上に丁寧に、きちんと病児保育をおこなっていかなくてはいけない、と気を引き締めていきたいと思います。
明日6月12日はわたぼうし病児保育室が開設されて9周年。これまでも、そしてこれからも地域の子育てをがっちりと支援し続けていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月10日
菅直人新総理大臣誕生
新しい総理大臣が決まり、新しい内閣が発足しました。退陣した鳩山さんと同じ民主党から菅直人さが、日本の新しいリーダーになりました。
議会内閣制をとっているのですから当然ではあるのですが、首相選びという大変重要な課題に、私たち国民がまったく関われないという点でいらだちに似たものを感じました。
形式上は国会で決まったことですが、実質的には民主党の中で決まっていたこと。党内の事情で総理大臣をやめたわけですから、新しい総理大臣は他の党に譲る・・そんなことはするはずがないですよね。
でも党内事情が優先され、国民に向かって開かれた議論をするわけでもなく(本当はちゃんとしていたのかのかもしれませんが)、安易にトップを変えるだけでは、やっぱり国民のための政治が行われなくなるような気がしています。
そもそも先の総選挙で民主党は大勝利をおさめましたが、それだからといって国民から「全権委任」されたわけではありません。何をやってもかまわない、まど思っているのなら感が違いも甚だしい。一つひとつの政策は、国民の立場にたって丁寧に作り、実行していかなくてはいけません。
民主党の中の勢力争いなどどうでもいい。どんな政治をおこなうべきか、そのためには誰がリーダーにふさわしいか・・そういった議論をきちんとしていってほしいのですが、それを求めるのは無理なのでしょうか。
投稿者 tsukada : 23:58
2010年06月08日
過去最高!
当院に併設しているわたぼうし病児保育室の話です。今日お預かりしたお子さんは28名でした。
これだけならただの業務報告。でもこの数字は私たちにとってものすごい意味をもっています。
わたぼうし病児保育室は2001年6月に開設し、今月で9周年を迎えます。利用者数は次第に多くなり、昨年度は1日あたり8名ほど。しかし平均して利用されているわけではなく、多い日もあれば少ない日もあります。これまでの最小は0人、最大は23人でした。
今日の利用者は、通常の3.5倍。そして一挙に過去最高の利用者数になりました。
病気のお子さんですので、ケアは大変です。診察を受け、薬を飲み、中には吸入をしたり点滴を受けたりする子もいます。
年齢で一番多いのは1歳代。そして大半は未満児といったまだ小さいお子さんたち。保育士の手間はどうしても多くなってしまいます。
今日は6名の保育士が勤務についています。さらに医院から看護師などのサポートも入り、乗り切ることができました。
当院の病児保育室は実質的に「定員」を作っていません。ご要望があれば必ずお受けすることを原則としています。そしてそれを9年間実行してきました。
これだけの利用があるのは瞬間最大風速のようなもの。でもそれに耐えられるような体勢を作っておくことが、子育て支援としての病児保育には求められていると考えています。同時に、この9年間で一人のお子さんもお断りしたことがないということは、私たちの誇りです。
「定員」をきっちりと決め、それを上回るときにはお断りする・・一般的にはそのように運営されているかもしれませんが、それは施設側の都合。「いざという時」に役にたたないのであれば、利用者の側にたった運営だとはいえないでしょう。
今日のような日があり、落ち着いた日もある・・それが「病児保育室」のふつうの姿です。これからも頼りになる存在であり続けたいと思っています。
投稿者 tsukada : 18:59
2010年06月07日
新聞休刊日
今日は新聞が配達されない日。朝起きてポストのところに行ったけれど、そこに何もおかれておらず、お休みだったことを思い出しました。
新聞がないとどうも一日のスタートがしゃきっとしません。インターネット上で新聞社のサイトから記事を読むことはできるけれど、やはり「紙の新聞」には独特の存在感があります。
でも「紙ではない新聞」も私にとっては大切な存在。何よりその速報性。いろんな事件を、時間をおかず知ることができます。「紙の新聞」では翌日まで待たなくてはいけないけれど、特集や特ダネなどをのぞいてはネットの方が早いの普通。
過去の記事を探すのも、ネット上では簡単です。「紙の新聞」のように手間と時間をかけ、そして手をインクで汚しながら、さらに部屋を散らかしながら探しだす必要はありません。パソコンの前でお行儀よく座って、キーボードを操作するだけで、瞬時に必要な記事に行き着くことができます(多くの場合)。
コピペ(コピー&ペースト)で記事の内容をもらっちゃうことは、いとも簡単。必要な資料を作る手間もさほどかかりません。もちろん私は著作権が問題になるようなことはしてませんし、この「院長ブログ」をはじめ、いろんな文書は自分で書き込んでいます(アイデアはいただいたりすることがありますが)。
そんな「紙ではない新聞」が、ネット上ではただで読めるというのも魅力かも。新聞社にとっては収入がないわけですから大変でしょう(コマーシャル収入がありますが)。でももし見る人から料金をとることができる仕組みがあったとしても(携帯電話のサイトでは、電話使用料と一緒に集金できるようになっていますが)、おそらくその新聞社のサイトは利用者が集まらないでしょう。
それでもやっぱり「紙の新聞」を読みたくなります。同じ情報がネット上で見られるけれど、印刷された新聞には別の意味合いがありそうです。
先日日本でもiPadが発売され、私もさっそく使っています。新聞社のサイトもよくのぞいています。でもやっぱり「紙の新聞」をやめることはないでしょう。
そんな新聞が今日は休み。なんだか一日がぼーっと過ぎてしまったようです。
でも「新聞休刊日」と書きましたが、今日も実は新聞が届いています。夕刊です。新聞社は昨日、新聞製作を休んでいました。今日は普通の体制。なので、今日の夕刊からは普通に発行されています。
夕刊は薄いし、ふだんは存在感が薄いのですが・・今日のような日は読者に喜んでもらえていることでしょうね。いつにもまして、夕刊の存在意義が増した「新聞休刊日」でした。
投稿者 tsukada : 22:15
2010年06月05日
今週の感染症情報
○胃腸炎
○マイコプラズマ
△水ぼうそう
△おたふく
△手足口病
△りんご病
△溶連菌感染症
×インフルエンザ
×麻疹
×風疹
--------------
6月に入ったというのに、冬の感染症である胃腸炎がまだ流行中。脱水などのために点滴治療を受ける子どもたちが毎日たくさんいます。少しずつ少なくなっていますが、引き続きご注意を。
水ぼうそう(水痘)とおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が保育園などで流行中。いずれもワクチン接種で予防可能です(任意接種)。
手足口病は当地ではまだ少数の発生です。
現在「日本脳炎予防接種」を実施中(3歳~7歳半)。夏に発生する病気ですので、早めに接種を受けて下さい。
投稿者 tsukada : 14:45
2010年06月04日
新しい総理大臣
日本の首相がまた替わりました。民主党の鳩山さんが辞職し、新しく菅直人さんが民主党の代表になり、そして国会で首班指名を受けました。
鳩山さんの辞任発表からわずか2日ほどですべてが決定。なかなかの早業です。国政も行政もこんなスピーディーに動いてくれたらいいのに。お手本になるかな。
でも菅さんが選ばれるのはもう決まっていたようなもの。民主党内の、小沢グループ以外をだいたい集約できていたようですし、ほかに対抗して出馬する方がほとんどいない状態でしたから。
出来高レースのような、民主党の国会議員だけで選んでしまうという、「民主」という名前を冠している政党としては、いちばんふさわしくないことをしているように思えるのですが。
とにもかくにも新しい首相が決定しました。これから組閣をし、新しい体制で政治を担っていくことになりますが・・さて、政治の中身はどうなるのでしょう。そこが一番心配ですし、重要なこと。
ぜひ国民のための政治をお願いいたします。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月03日
「非民主」党
首相辞任は「よかった」が62%と多数を占めたが、「よくなかった」も27%いた。一方、首相とともに民主党の小沢一郎幹事長が辞任することに対しては「よかった」が85%と圧倒的で、「よくなかった」は9%しかいなかった。・・
朝日新聞の緊急アンケートです。私の感じたことは、多くの方の共通の思いでした。
小沢さんの辞職がこれほど支持されているとは、鳩山さんにとっても想像以上だったのでは。もっと早く印籠を渡しておけばよかったと思っているかもしれませんね。
それにしても、ここまで不人気な小沢さんをすぐにやめさせることができなかった・・そこに民主党の弱さを感じます。「民主」の名前とは裏腹に、中身はとっても「非民主的」なのではないか、と。
次の代表の選び方もそう。党内のグループという名前の派閥の都合で決まりつつあります。日本をどうするか、国民のためにどんな政治をしていくかといった大所高所の議論は聞こえて来ません。
これでは旧来の政党と同じではないか。自民党と決別するというのは、けっきょくは見かけだけ。残念です。
投稿者 tsukada : 23:59
2010年06月02日
鳩山首相の最後の大仕事
今日は一日中大きなニュースが駆けめぐっていました。民主党の鳩山首相の辞任です。国民の圧倒的な支持をえて自民党政権を倒して8か月・・まだ成果が十分に出ていない中で(出すことができていないから?)、やめていきます。
首相の辞任は、おそらく多くの国民にとっては「折り込みずみ」だったのではないか、と思います。自らの政治資金の不正問題、そして沖縄の基地負担軽減を実現することができなかったことなど、すでに首相としての責務が全うできない状態。辞任は当然、問題はそのタイミングだけだったのではないか、と思います。
むしろインパクトが強かったのは、小沢幹事長の辞任です。鳩山さんが自分で言っていることですが、自分も身を引くから幹事長にもやめてもらいたいと迫り、それを飲ませたと。
おそらく小沢さんは辞めたくなかったのでしょう。強力なパワーを持ち、政権政党内でそのまま影響力を行使していたい・・それくらいの気持ちでいたことは想像にかたくありません。そして、その小沢さんの首に鈴をつけることが誰にもできない状態だったことも、国民には丸見えでした。
その小沢さんを「引きずり下ろした」のですから、鳩山さんは最後の最後に、見事なウルトラCをやってのけました。振り返るとあんまり存在感のなかった鳩山さんですが、小沢さんと差し違えた(?)という点では、日本の政治史に残る仕事をやってのけたと言えるかも。
それくらい小沢さんの存在は、いろんな意味合いで重いものがありました。元々はバリバリの自民党幹部。選挙に強いと言われていますが、それも自民党の強面(こわもて)幹事長時代にやっていたこと。それをそのまま、今の民主党の中でもやってきたように見えました。
民主党が新しい政党として、日本の政治をがらりと変えようとし、それを多くの国民が期待し、支持した結果、昨年の総選挙で政権ととりました。それにも関わらず、旧来の強権的な政治を志向している小沢さんを幹事長にし、民主党の運営だけではなく、政治に対しても絶大な影響を与えてきたのではないか。
国民の望む方向とはずいぶんと違う方向を向いている・・なぜ、そんな幹事長を党の中枢においているのか、その意図が分かりませんでした。ただただ小沢さんが怖いから、小沢さんに助けてもらわないと選挙に勝てないから・・民主党の人たちはそんな気持ちでいたのかな、と。
小沢さんをおそれる必要はないはず。むしろ、小沢さんと決別することができれば、国民の支持はあがることも十分に考えられます。本当に過去の政治とはさよならをすることが目に見えてくるから。そして、大物とされる小沢さんをきちんとコントロールことが民主党の中でできる意志と能力をもっていることを実証してくれることになるから。
とにもかくにも、自身の辞任より、小沢さんを辞職させたことの方が評価されるなんて、やっぱり存在感の薄い首相だった、ということでしょうか。
投稿者 tsukada : 23:42
2010年06月01日
今日から6月
気温が高くなりました。暑いくらいまで。「衣替え」にふさわしい日ですね。
今日から6月。夏がようやく近づいてきたという実感があります。といっても、じきにまた遠ざかってしまうかもしれませんが。
今月は当院の開院記念の月。そして「20周年」の節目にあたります。
過去を振り返るのは苦手ですが(本当は忘れてしまいたい過去がいっぱいで、振り返るのが怖いだけかもしれませんが)、今の立ち位置、これからの行くべき方向を考えるためにも、多少はこれまでの歴史を見直してみようかな、なんて気持ちにもなっています。
これまでのお付き合いいただいていますが、これからもどうぞよろしくお願い致します。
※「こども通信」6月号をHP上にアップしました。どうぞお読み下さい。
投稿者 tsukada : 22:22