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2010年06月27日

プール事故予防システムを考案しました

 今日、市内のあるプールで小学生が溺れるという事故がありました。報道によれば、一緒に来ていた父親が、なかなか水からあがってこないのを心配して、水底に沈んでいる我が子を見つけたのだそうです。

 直ちに病院に運ばれて手当を受け、重症にはならずにすんだということで、ほっとしています。でも、やっぱりプールは危険ですね。

 ではどうすればいいのか・・。危険だということでプールを禁止するのは簡単ですが、でも短絡的。根本的な解決ではありません。

 やはり安全に利用できるような対策が必要。飛び込んだり、水中でふざけ合ったりなどの「危険行為」は禁止です。

 しかし普通に泳いでいても溺れたり、具合が悪くなったりするもの。その可能性を少なくするとともに、いざという時にいち早く異常をキャッチし、救助の対応がとれるようにする。その後の救命がきちんとできないようでは論外ですが。

 私も週に何回かスポーツクラブでプールを利用しています。今日も行ってきましたが、泳ぎながらふと不安に思うことがあります・・もし溺れたら、ちゃんと助けてもらえるか、と。

 監視の職員が必ずプールサイドにいますが、利用者が多い時には全ての人に目がいくことは無理でしょう。死角になることもあるかもしれません。

 そもそも、水の外から水の中の人を監視することができるのか、という疑問があります。水面を泳いでいる人は見えるでしょうが、潜っている人は、やはり見えづらいでしょう。そこに万一のことがおきたらと思うと、そこに潜んでいる危険は決して小さくはないようです。

 そこでアイデアを一つ。人の目で無理ならコンピューターを使ったらどうだろうか。カメラを多数配置。水中にも、天井にも。人の目の代わりをしてもらう。

 単なる監視カメラではなく、利用者の全てを個別に追尾するシステムを構築。そして通常とは異なる動きがあったり、一定の時間動かなくなったりしたら警告を発し、近くの監視員に情報を伝え、人の目によって再確認させる・・。

 カメラによる映像処理が困難なら簡易な方法も考えられます。利用者に小さな発信器を身につけてもらい、同様に動きを追って行きます。

 そんなシステムも、すでに技術的には十分に可能でしょう。そこまでしなくてもと思われるかもしれないけど、そうでもしなくてはプールの事故を少なくすることはできないのではないか、とも思います。

 さて、こんなシステムを開発し実用化する企業は現れるでしょうか。ぜひ期待しています。

 なお、その際にはアイデア料を多少いただけると喜んじゃいます。 

投稿者 tsukada : 2010年06月27日 23:25