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2010年08月10日
付き添いの多い外来
夏休み中の小児科外来はにぎやかです。子どもたちは冬によく風邪などの病気になるので、意外かもしれませんが、でもこの時期もまたけっこう外来が混んでいます。
といっても、やはり患者さんの数は冬場よりも少なめ。何が多いかというと、付き添いの数です。
学校や幼稚園がお休みなので、下のきょうだいが受診する時に一緒についてくる子もたくさんいます。健診や予防接種などもそう。
自分は病気でもないので、気軽に小児科医院に来られるのもいいのかも。具合が悪いときには、もしかしたら注射されるかもしれないという不安があることでしょう。そもそも病気なのだから余裕はありません。
それが付き添いの身分だから、気楽です。涼しい待合室で、ゆったりし、おもちゃで遊んだり、本を読んだり、テレビにうつるビデオを見たり。時には(待合室がすいている時など)走り回ったりも。
子どもを一人家に残しておくことはよくありません。猛暑が続くので、熱中症も心配。そんな時、小児科医院へ連れ立っていくのはナイスな判断でしょう。
大きなお子さんにとっては、小児科医院とはどんなとこで、小児科の先生や看護師さんがどんなふうに仕事をしているのかを見るのは、なかなかないことでしょう。
ということで、患者さんよりも付き添いさんの方が多いのではないかな、なんて思っているこの頃です。
夏休みもほぼ半分が過ぎました。何か良い体験はできましたか? もしないようでしたら、小児科外来にやってくるのもいい手かも。どうぞ、お待ちしています(^^;)
投稿者 tsukada : 2010年08月10日 23:05