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2010年09月28日

感謝状

 不肖塚田次郎、「感謝状」などというものをいただくのは、おそらく生まれて初めてのことでしょう。そして、一生でこれが最後かもしれません。

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 上越市長さんからいただいた感謝状です。担当の部長さん方がわざわざ医院までお越し下さり、手渡ししていただきました。本当にありがたいことです。

 「感謝状」などというものは、私には縁のないものと思っていました。世の中を渡っていくのは不器用ですし、権威とか権力には関心がなく、むしろ反抗することが多くあります。きっと嫌われ者なのだろうな、って思うこともたびたびです。

 もし表彰されるとしたら、そろそろ人生の終盤・・最後の締めをするときなのだろうな、なんて思ってもいました。

 ところで「感謝状」の文面にある「多額の寄付」って何なのか、誰も分かりませんよね。私が市に何かを寄付したって、そんな新聞記事が出たこともありません。もともとニュース・バリューのあるような話でもありません。

 それは、次の写真にある看板がその理由です。

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 この大きな看板がおかれているのは、市が運営している子育て支援施設。そこに、市が行っている「病児・病後児保育事業」を宣伝するために、新たに看板を作製し、設置しました。その費用の全額を、私(正確には医療法人塚田こども医院)が負担した、ということなのです。

 当院に併設し、市から委託を受けている「わたぼうし病児保育室」だけではなく、ほかの2つの病後児保育室についても宣伝しています。

 このような形で市が行っている子育て支援事業を取り上げたということで、行政に携わっている方々に喜んでもらえたのではないかなと思っています。

 零細中小企業である当院にとっては決して少なくない出費でしたが、市にとって、そして何より市民にとってお役にたてたこと実感しました。

 このお話があった当初は、「感謝状」なんてもらう立場じゃないよ、などと言っていましたが、でも実際にいただいてみると、やっぱり嬉しいものですね。

投稿者 tsukada : 2010年09月28日 21:19