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2010年12月20日

長野で講義

 先週のことになりますが、長野県短期大学で講義をしてきました。結果報告?をまだ書いていませんでした。

 週が変わるとずいぶん以前のことのように思えてしまいますが、お許しを。

 幼児教育学科で保育士を目指してしている学生さんたちが対象。病児保育はほとんどの方が初めて聞くようでした。どんなふうに感じられたのかは分かりませんが、90分の授業を最後まで熱心に聞いてもらえたように思えました。

 病児保育は「保育」の本道ではないでしょう。まだそれほど一般的でもありません。携わる保育士さんの数もまだ限られています。

 でも、こんなふうな(こんな変わった?)保育の仕事もあるんだと知ってもらえるだけで講義の意味はあったと思います。病児保育に限らず、子どものいるところにはきっと保育士が関わる分野があるはず。これから保育はもっと大きく拡がっていくことでしょう。

 まだ保育士の卵である学生さんたちが、自分たちの将来を限定的にとらえているとしたらもったいないです。見方、考え方を変えていくと、きっといろんなことが見えてくることでしょう。

 そんな意味で一つの話題提供になったことと思います。いずれ学生さんたちの感想を教えてもらえることになっていますが、楽しみです(ちょっとドキドキですが)。

 担当の教官の方が学生さんに向かって最後にこんなことをおっしゃっておられました。「医療の分野にいても、保育の専門性をきちんと活かしていて、うれしい」と。

 私こそそんなふうに言っていただいてうれしかったです。門外漢の医者が保育士まがいのことをしているのですから、間違いだらけかもしれないと思っていますから。

 ところで講義のあった15日は新潟は雪。今冬初めての降雪でした。雪道の高速道路は怖かったですね。でも雪が降っていたのは新潟県だけ。長野県に入ったとたんに雪はやみ、青空が広がっていました。

 帰りはもう夕方。長野の空には月と星が見えていました。学生さんたちが、今夜も流星が見れるね、って会話していたのが印象に残っています。

 そんな長野県を後にして、新潟県に入ったらやはり雪。気温も下がり、路面状態は良くありませんでした。

 これからの数か月はこんなお天気が続きます。わずか数十キロ離れただけで、太陽に出会うことができるのに。

 そんな恨み節がついでてしまいました。

投稿者 tsukada : 2010年12月20日 23:59