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2011年02月24日
残念な国
公費無料化された3つのワクチンについて、もう少し話をしようと思います。
決まっていることは来年3月までということ。あと一年ちょっとで、今の制度はなくなります。その後がどうなるか・・続くのか、なくなるのか、決まってはいません。
もし継続されないとしたら・・子宮頸がん予防ワクチンについてはとりあえず心配していません。今回は4学年分が対象になっていますので、数年ほどブランクができても再開すれば取り戻せる(追いつける?)可能性があります。
しかし乳幼児の髄膜炎を予防する2つのワクチンは事情が違います。生後2か月から始まりますし、年齢が小さいほど病気を予防する必要があります。
もし来年4月から公費無料の制度がなくなったら・・来年から生まれてくる子どもたちは、また細菌性髄膜炎に無防備な状態に逆戻りしてしまいます。
すでに接種が始まっている子どもたちに対しても、最後の4回目の接種を公費ではなく、親御さんの負担で受けてもらうことになるかもしれません。いや、正確には現在決まっていることからは、そうだと説明しなくてはいけないでしょう。
先日、これらのワクチンについての説明書を作るとき、私は間違った説明を書いてしまいました。「公費無料化になった」と書いたからです。
正しくは「来年3月末までの公費無料化が決まった」と書くべきでした。手放しで喜んでしまったようで、考えが浅かったです。問題の本質を見逃していたことを恥ずかしく思います。
一方でこんな中途半端で、先々のことを見据えず、場当たり的で、人気取りのような政策しか考えられないこの国が残念です。
投稿者 tsukada : 2011年02月24日 23:59