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2011年04月05日
義援金の配分は?
甚大な被害をもたらした東日本大震災・・その行く末が見えて来ません。被災された方々にとってはさぞ辛い日々をおくられていることでしょう。
そんな方々に少しでもお役にたてばということで、義援金が集められています。当院でも窓口に募金箱をおき、患者さんからもお金を入れていただいております。
先日、中間集計をし、日本赤十字社へ送金させていただきました。皆さんから寄せていただいた善意に感謝申し上げます。
義援金を一日も早く被災者に届けていただき、元気になってもらいたいと願うわけですが、どうもそうではないようです。日赤などにはすでに1000億円以上が集められているとのことですが、まだ配られてはいないというのです。
それどころか、今後の配分方法すら決まっていない。いつお渡しするのかも見通しなし。そんなことを聞くとがっかりしてしまいます。
被災者は今困っておられます。今義援金が渡されればとても役にたつでしょう。金銭のこととともに、気持ちのこともあります。絶望と失意のどん底にいる方々に、少しでも明るい見通しをもっていただけるのではないでしょうか。
義援金の配分がどのような仕組みで行われるのか知りませんが、これまでの方法では対応できないのが今回の大震災。今すぐ新たな仕組みを作り、今すぐ配分を始めるよう、強く望みます。
お役人にはなかなかできないでしょう。民主党がよく言っていた「政治主導」の出番だと思うのですが、いかがでしょう。
被災者数も確定しない、義援金額も分からない・・そんな段階でも、まずはすぐに一定額を配分する。その後は全体を見ながら数回に渡って配分し、調整していく。まずは走り出しましょう!
そんな仕組みをすぐに作りましょう。そして被災者にお金とみんなの気持ちを今すぐに届けましょう。
投稿者 tsukada : 2011年04月05日 23:59