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2011年05月11日

危機管理としての停電対応

 東京からお客さんが来られました。医者向けの雑誌の方で、当院の停電対応について興味があるということでした。

 昨日の午後に電話が入り、取材の申し込み。その翌日には実現ですので、この世の中はスピード感をもって動いていることを実感します。

 3時間ほどの滞在でしたが、その間に当院のほとんど全てを見ていただきました。危機管理として15年ほど取り組んできた停電対応についても、思いの全てを話しました。

 さてさて、どんなふうに思われたか。医療界のお役に立てるような情報提供ができたかどうか、心配です。院長の自己満足で終わったのではないか、などとも。

 でも記者の方が、当院の対策が「上級編」だと言ってくれたことがとても嬉しかったです。この「院長ブログ」にも書きましたが、決して付け焼刃ではなく、スジの通ったものだと評してもらえたのだと、勝手に解釈しています。

 他にも断水対応(飲み水とトイレ)も見てもらいました。立場は違いますが、共働きや片親家庭にとっては病児保育は危機管理そのものでしょう。「絶対に断らない」という当院の方針にも共感していただきました。

 まだ完成ではありません。夏場のエアコンを稼働させるためにはさらに大きな発電能力が必要です(レンタルできることになっています)。そしてその先・・冬場の暖房のために薪ボイラーを導入する計画が進んでいます(発電もできると期待しています)。

 そんな未来図もお話ししたので、きっと消化不良になられたのではと心配です。院長の毒気?にあたったりして・・

 でもこうして遠くから暖かい気持ちで見ていて下さる方々がおられることを知ることで、私自身が元気になりました。ありがとうございました。

投稿者 tsukada : 2011年05月11日 23:25